屋上に上がりみんなで気持ちよく日なたぼっこした



お昼はいつも生田がお弁当作ってくれるから毎回お弁当見てニヤけてしまう



これほどまでに幸せだと思ったのは初めてかもしれない





美紅?ごめんね
早く気付いてあげられなくて



急に美織が謝ってきた





ううん、気にしないで
ありがとね





うん




仲良過ぎて2人とも寄り添ってお昼食べてた



そしたら美織とは反対のところから潤くん、目の前で翔くんがものすごい形相で見てきた





なに?怖いんだけど





なんで美織ばっかなんだよ



俺らの美紅なんだよ





くだらない



…最高にくだらない





いちいちそんなことで怒んないで
私の親友なんだからいいじゃん




やだね!!


2人声を揃えて言ってきた





勝手にしてよ




そういうと、美織は隣でクスクス笑い出して、




美紅?愛されてんね!




ばっ、違うよ//





いいじゃん
愛されてるなんて
私なんて誰も……





美織のことは私が愛してるから!





美紅!!




なに?悪い?





美紅?そういうのは潤さまとかに言って
私は大丈夫よ




そうだとしても好きだから
これからも親友よ?




分かってるよ!そんなの
私だって美紅のこと好きだもん





やっぱりまたハグした




もう遠くでごちゃごちゃうるさいのも気にせず、寄り添っていた



別にレズではないよ?
ただのコミュニケーションだから




そういうノリの私にどうやら2人とも嫉妬したらしく、無理やり引き剥がそうとした




何がいけないの?
別にいいじゃんただのコミュニケーションなんだから

怒んないでよ





美紅ー!



2人にがっつりハグされて息苦しくなるまではなしてくれなかった