リビングへ行くともう夕飯の準備が出来ていた



美紅様?お身体のほうは大丈夫でしょうか?





うん
へーき



なんかすごいぶっきらぼうな返事しちゃったけど




あまりご無理なさらないでください




分かってるよ



また意地悪く返事した
別にイジワルしたいとかじゃないよ




美紅?なんかあったのかよ
心を置いてきぼりにすんな



あ〜あ
怒られちゃった



分かってるよ


いじけること言わないでよ
こんな時に限って言ってくるからね









いつも通り食事が済んだ


なにも変わらないからちょっとくらいなんか起きれって思った




食事の後は今日は勉強する日だったので、なんかやり始めた









けど、


内容は入ってこないしやる気無くなってきてるし



やめよ



無駄なことはしない







もうぼーっとしてるからベッドに転がった




目瞑ってなんも考えないでいたら





ドサッ



ばふっ





誰?


兄貴かよ




毎度急だなぁって


そんなこと思ってたら








キスされた



舌までいれてきたけど


私はそこまでされたくなかった









あっ、








なにが分かんないって




これだった






翔くんが好きなんだ





そう思った