ちょっと珍しくお堅い内容かも。
私たちが取引させていただいているメーカーさんや業者さんのなかには、理容室・美容室専売品というものを扱っているところが多くあります。
最近、自分のところの製品が不正に流通していることを残念に思い、私たちサロンに正規に正しく扱ってもらうように促し、他の取引先にも横流れなどさせないように真摯に取り組んでくれている取引先の一社があります。
まず。
取引というのは契約です。
一般消費者と異なり、私たち小売業種が一種の製品を取り扱うにあたり仕入れ先と契約を結んでいるはずです。
このメーカーさんは、理容室・美容室に、魅力ある製品を開発して、理容師・美容師自らの手で目の前のお客様にきちんと商品の説明をし、恩恵を説明し、購入していただけるようにと願っています。
逆にインターネットによるマーケットでの販売やオークションサイトなどに出回ることを禁止しています。
なぜか。
メーカーサイドとしては、ネットでうわべだけの情報で簡単に購入してしまい、確かな情報もなくその商品に対してネガティブな印象を持たれるのは不本意であることでしょう。
さらには、やはりきちんとお店での販売のみということを徹底することで実際に商品を試し、勉強し、好きになり、だからお客様にも使って欲しいという理容師、美容師の想いの部分がインターネットでは伝わらないからだと思います。
ネット販売がいいとか、悪いとかの問題ではありません。
仕入元が禁止しているのだから、仕入れている店はただ単純に守るべきなのです。
それが嫌なら仕入れなければいい。
こんな当たり前のこともわからずに、目先の利益を追い求め、売上重視の美容室が多いことに悲しくもあり、怒りすら覚えます。
ダメだと言われているものをネット上で販売し、ただ自身の利益を確保する。
そんなことをしている美容室が扱う製品には、目の前のお客様が本当に何を望んでいるのか、何にお悩みなのかを決して考えた上での商品仕入ではないのでしょう。
同じ業界に身を置くものとして、今回のような事態は自分の意見はどうなのかという表現も含めてブログに書いておこうと思いました。
ネットで売りたければ自分で製品を作って売ればいいのさ。
売れる美容師である前に、人としてどうなのかということを問いたい。