出演させていただきました。
ego:pression presents イマーシブシアター
『p.s.アイラブユー』終演。
あれは6年前の原宿。
ダンサーのMIKAKOの紹介でego:pressionの代表である朝子さんと会った。「イマーシブシアター」出演に向けての相談会と懇親会。アメリカに行った知り合いからは「Sleep no more」の話は何度も聞いていたが、直接話を聞くとその創作過程と興味が湧いた。帰り道に通った渋谷の人々、その街もイマーシブシアターの舞台として時が進んでいるかのように見えてワクワクした感覚を覚えている。しかしスケジュール的に出演することはできなかった。あれから4年経ち、再びのお声がけをいただく。それはスケジュール的にも出演可能。あの時のワクワクも再燃する中でリハーサルがスタート。そのタイミングで、体に異変が起こる。手術。出演を断念せざるを得なくなってしまった。この時は関係者の皆さんに本当にご迷惑をおかけしてしまいました。
本番は観ることができました。皆さん温かく迎え入れてくれました。観ていると、創作途中まで一緒だった皆さんの葛藤や苦悩や閃きも垣間見えて特別な光景でした。
その後は長編舞台の出演は出来ず、脚本・演出としてひっそりと活動しておりました。そんな中で飛んできた3回目のオファー。急な出演辞退があり、ご迷惑をおかけしたにも関わらず、朝子さんはまた声をかけてくれました。そこにはego:pressionのレギュラーキャストであり、僕の仲間、戦友でもあるYOHくんも関わってくれました。
長編の出演を断っていましたが、朝子さんの信念とこの機会だけを流すことはできませんでした。朝子さん、忘れないでいてくださりありがとうございました。結果、周りに助けていただきながらの出演となりました。本当にありがとうございました。
制作過程で色々と教えてくれて、安全且つ意欲高まる道を一緒に歩んでくれたのが、相方のたくぱん君です。
キャスト全員が担当のナンバーがあるんですが、たくぱん君の選曲と創りたい画は、とても創造しやすい上に理解し易く、表現者としてのバイタリティを高め続けてくれました。この公演では「ここでこの曲持ってくるかー!」が沢山あって、表に出すことなく密かに楽しんでいました。
そして初の「イマーシブシアター」本当に難しかったです。なんだこれは!と思うほど。難しいと思いながら演じてはいなかったんですが、環境の違い、役割の違い、意識する範疇の違いにとても脳を使いました。表現の違いもありましたが、そこはリスペクト精神の塊だらけの出演者たちのおかげで何とか息をし続けることが出来ました。ダンスも教えてくれて、色んなジャンル、体の使い方を教えていただき助かりました。
役としては、病を患っている作家の役だったので、とにかく弱り続けていく日々を送りました。お爺ちゃんみたいになっていきましたね。弱りつつ、表現できるフィジカルと集中力を保つのが難しかったです。作家としては、真裏で動いていたSHAN2 plann'の作品を書き上げることと、そのキャストや役への想いがコチラの役にも重なり、身近なものとして一緒に歩むことができました。やはり自分だけではとても形にはできない。それを改めて感じることができた公演でもありました。
ご来場いただいた皆様、
エールや感想をくださった方々、
本当にありがとうございました。
正安寺悠造







