人間、意外と金を持っても、持っていなかった時に欲しいと思っていたものでも欲しくなくなるものだ。
有体に言えば、買うという行為が面倒くさくなる。
その時間を今は勉強や研究に使いたいと思うようになる。
更に、最近はそれ以外のことをするのが、途轍もなく面倒くさい。
最近気になることは昔の研究者は如何にして洗濯を行っていたかである。
戦後間もない頃は、自前の洗濯機はおろか、コインランドリーもなかっただろう。
悪臭を漂わせながら、数日に着替えて一回洗濯する程度だったのだろうか。冬はそれでもいいかもしれないが、夏は地獄だ。
昔の研究に勤しんでる人が洗濯に時間を果たしてどれだけ割けたのだろうか。甚だ疑問である。
兎に角、我々現代人は現在の時短家電に感謝しなければなるまい。