https://mainichi.jp/articles/20230818/k00/00m/040/198000c



このニュース、本当心が痛みます。





うちも、双子で、早産児で、

海外で周りに頼れる人もあまりいなく、

夫はものすごく仕事が忙しくて、

修正3ヶ月ではもう1週間出張に行ってたし、

0歳児時代は本当に本当に大変でしたから。




唯一頼れるかもと思って日本から来てもらった

義母は、それはもう意地悪で

私に対する思いやりは一切なく、

私が連日30分〜1時間しか眠れておらず

ついに限界が来て夫に3時間寝させてほしいと頼んだ時、

『夫は明日お仕事なのに…』

『夫、昨日は寝れたんか?』

などと言い続け、自分自身は毎晩22〜7時まで寝るという人でした。


挙げ句の果てには料理、掃除は一切せず

私が作ったご飯は毎回一口だけ食べて、『私パン食べるわぁ』と言ったり。





本来助けになるはずの大人の人手も、

いるだけマシにもならなかった。

ちなみに、私の両親は健康上の問題で助けに来ることができませんでした。





義母が帰ってからは、

ほぼ1人で2人の面倒を見ていましたが、

それこそ早産児なので、

一人当たり一度のミルクを飲むのに1〜2時間かかるのは当たり前。


すぐに吐き戻すので、絶対に抱っこで飲ませるしかなく、1人にミルクをあげている間、もう1人は常にギャン泣きしていて、

『ごめんね、ごめんね』と謝りながら

必死に足でベビージムを揺らしてました。


2人にミルクをなんとかあげ終わって

1時間後にはもう次のミルクの時間。



毎日1日中ミルクをあげていました。





修正6〜7ヶ月くらいまでは

腹筋がなくて自力で排便できず、

毎日綿棒浣腸をしていましたが、

それでも排便できず、救急病院にお世話になったことも。



成長もゆっくりなので

週2でセラピーに今も通い続けていますが

あまりにギャン泣きでセラピーができないことも多々ありました。



それ以外にも何度も救急病院にお世話になり

他のセラピーも沢山受けて

毎日飲んだミルクの量と排便を毎回記録して

心が休まる日は1日もなかった。






それでも必死でやってきたけど

義母に2ヶ月間、ネチネチとやられていた時は

それこそ何度かいっそ死にたいと思った。


毎日15分おきとかに吐き続けて寝たきりの過酷な妊娠生活を終えて、体力も筋力も落ちているところに連日の寝不足、

子供たちもたくさんのケアが必要。

夫は骨身を削って育児に協力してくれたけど

駐在員は(みんなではないけど)そもそも激務。



だから全く余裕がなくて

そこにメンタルをつついてくる存在がいたら

心が崩壊するのもすごく分かる。




私がなんとかギリギリでもやってこられたのは

早産児双子育児がものすごく大変と知っている、育児専門家の自宅派遣があるサービスに登録したりして少し冷静になる時間が持てたり、

(こういったサービスで出会った人たちは、みんなドイツ人だったけど、本当に私に優しくしてくれました)


『いつでも手伝うよ』と言ってくれる友人たちがいて、実際にご飯を持って家に来てミルクやりを手伝ってくれたりもしたし、

実際には頼らずともいざという時頼れる存在があると思うだけでありがたかった。





そして

もちろん、1番大きい存在は夫です。

1週間出張の時も中日に自費で飛行機代を払って夜に帰ってきて、子供たちに🍼をやり、私に一晩寝かせてくれるような人です。



義母の件も、100:0で私の味方になってくれた。

どんな人でも自分の親だから

辛いだろうなと思うと心が痛む。

それでも、

私が義母と

連絡をとらなくなってからもう1年経つけど、

いまだに毎日義母に言われたことやされた事は毎日思い出すし、許せると思えない。






だから、

これがいつまで続くの?と

出口が見えない状態で

助けが全くなかったら私もどうなっていただろうか。



いかなる時も子供に手をかけてはいけないと

そんなの当たり前だけど

それくらい心が崩壊するであろうことを

私は少し想像できてしまう。


『私にだって無理だよ』

私も何回言って泣いたかわからない。







どうか育児に対する理解が深まって

育児をする親たちに優しい社会になりますように。孤独な子育てをしなくてすむお母さんたちが少しでも増えるといいなと思います。