高二の時 卒業の単位を取るため やむなく合宿に参加した その合宿に姉もいた
数年ぶりに飛行機に乗った
家族以外の他人と四日共同生活をしなければならなかった
もう一日目からボロボロだった
何度 この窓から飛び降りよう と思っただろう
姉も憔悴していた
帰宅する日
せめてはるばる来たからには観光をと 飛行機に乗る前にバスに乗って目的地に向かった
向かうバスの中で 人から連絡があった
連絡してきた人は 合宿の会場で知り合った人だった
その連絡はあまりに見え透いていて 私がどれだけ軽薄に思われているか示していた
私は 私はすごく吐き気がした
私は誰かの連絡などいらなかった
揺れるバスの中で
このままバスが落ちて自分以外助かればいいと思った
曇天で晴れ間はなかった
私はずっと cabsが響いていた
「もう僕は救われたくはないな」
「どうしたら優しくなれたと思う」
「浴室に鍵をかけて、誰にも騙されないため」
誰にも 優しくしてはいけない気がした
「明日幸せになれるのか」なんて
私は 限りなく絶望にいた
美味しくないものを食べた
不必要なものを詰め込んで 何を満たそうとしていたのか
中途半端だ いつも
この身体から私は いつ出て行くことができる
ごめんね
私は 私のために死ななくてはならなかったのに
女性として 生まれたかったという人を見た時
私をあげたかったと思った
私の身体はあの人になって
私はどこにもいなくなる
私は存在しない
私の命をあげる パンケーキみたいに切り分けて
あげる