住まいは動かない
今朝の松江市は、あいにくの雨模様です。
この数日は悪天候が続き、観光で訪れた人たちにとっては残念な雨だったかもしれませんね。
観光のために訪れる人たちは、この地で暮らしていないことになります。
ですから、「松江は雨が多いと聞いていたが、その通りだった」なんてことも思うかもしれません。
雨が多い地域は、松江市に限らない話です。
でもその土地に暮らしていない人は、一年のうち2~3日過ごすだけですから誤解も生まれることでしょう。
雨が嫌いな旅行者は、天気予報で事前に調べ「雨の降らない観光地を選ぶ」ことで、問題は解決できます。
でもあなたがこれからマイホームを計画しているのなら、「住まいは動かない」不動産だと言うことを改めて覚えておきましょう。
「そんなの当然でしょう!」と思いましたね。
そう、そんな簡単な理屈を知っているにもかかわらず、冷静さを欠いた判断をしがちだからお話をするのです。
「私は絶対あんな詐欺には合わないよ」と言う人ほど、詐欺に遭いやすいと言われます。
自信満々な気持ちが、思わぬ後悔をすることにもなりかねません。
準備と計画をしっかりすることが間違った判断をしないコツ
住まいの場所選びほど、難しいことはないと思います。
家の造りや設計より、と言っても言い過ぎではないと思います。
先ほどの天候の話もですが、土地選びには様々な制約があります。
何を優先するのかは、あなたの家族の考え方によって決まります。
本来「この場所ににしなさい!」とか、「これは止めておきましょう!」と言う、他人のアドバイスは、あなたの基準ではありません。
あくまで、あなたの話を聞いた上での他人の目を通した判断です。
そこには本当の第三者としての定説な意見もあります。
と同じくらい、残念ですが その他人の思惑もある ことでしょう。
ですから、自分自身での事前の調査や計画が重要なのです。
それ以上に大切なことがありますが、あなたは何か想像できますか?
・・・
それはまず最初に、
あなたの理想とする住まいを家族で共有し、
現実と照らし合わせて、
「何ができないことか」を、
あなた自身がしっかりと知り、
その決断をすることです。