ゆみとゆっこのウツウツなるままに~ワーキングマザーに捧ぐ

ゆみとゆっこのウツウツなるままに~ワーキングマザーに捧ぐ

ウツ発症から1~2年の二人が、働きながら子育て、仕事、自分のトラウマの中で、日々の思いや発見、ウツ抜けしたい思いを綴っています。

Amebaでブログを始めよう!

先週子供が生まれて初めて長期出張にいった。ものすごい南国のリゾートなのに、毎日寒い会議室でダウンジャケットで会議だった。夕方になると少し時間が空いて、ジャグージに入ったり、着替えて夕食に出かけたり、ビーチを散歩したりした。とても気が重い出張だったが、久々にすべての時間が自分のために使える機会に巡り合えて、少しずつ「私」という存在に自信が回復していった。顕著だったのは、英語で発表する機会を突然ふられたとき。やるしかないという状況で人前で頑張った。結果、いろんな人に褒めてもらい、私の中の「もう何もできない女になったんじゃないか」という不安がポジティブに変化した。他にもいろんなことがあったけど、かえってきた私は、久々に前向きな気持ちを持てる人になっている。

私はずっと働くつもりでいたから、中学校受験率90%の地域に住む我が家にとって、娘を小3から塾に通わせるのは、すれ違いの毎日を想像したし、それは嫌だった。だから大学まである私立小学校一本だけに絞って受験戦争に参戦したところ、無事合格。それは今でも間違ってたとは思ってない。ただ、、学校行事や勉強各種、やはり「両親の積極的な参加」を期待されるところが多く、基本オヤジ脳だった私にとっては、そこからが本当の闘いだった。お母さんでいることも、大学まで行かせる学費を稼ぎ続けるオヤジでいることも、それぞれ大変なのに、両方やるってことへのコミットが足りてなかったな。というか、実感しないとわからんか。今日も学校行事で疲れ果て、赤ワインが進む進む。こりゃ、薬飲めないよな。

他の人はどうなのかわからないが、私のウツ発症は自分への自信がなくなったことがきっかけだといつも思う。これといって知識も才能もわからないけど、なんとかやってこれた自分に自動的についてきた自信が、あるとき、または徐々になくなっていった。そして今もまだない。稼ぐ力、保育する力、家事をする力、そしてすべて三割捨ててる力、人生を楽しむ力。二人目を生むまではそこそこもっていたはずの力が、実感できなくなった。ある意味現実を告げてくれた人や事象があったことに感謝をすべきだと今は思うが、そういう人たちや組織から距離をもつことが自分には大切だと去年知った。それとは逆に、私に力や勇気をいつも与えてくれるYumiちゃん。自分も大変なのに、いつも私を励ましてくれたり、受け皿になってくれたりする。一生大切にする友達というのは、いるものなのだ。そういう存在がいることだけで、私は幸せだと思う。ブログってこういうこと書くところでいいのかな。人生初体験。