幸子です。
5歳娘と2歳息子のことや
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たしか10月の見学会だったと思うので
娘はちょうど3歳になったばかり。
昔の写真♡こんな頃
息子はまだ、お腹の中。

その日は
モンテッソーリ教育の
お嬢様系幼稚園に見学会に行きました。
(そこもすごく良い幼稚園で
その見学会で『いいなぁ・・
』と

思ったけど、結局別の幼稚園に決めたので
そこへお邪魔したのはその日だけだった)
その幼稚園では
縦割り制を導入していて
学年ごとのクラス分けではなく
その影響もあるのかもしれませんが
とにかく、その見学会の日は
見学会に連れられてきた3歳児に
はじめに1人ずつ、年長さんが担当として
当てられるという決まりのようでした。
私と娘のところにも
さっそく見学会の冒頭から
先生に指示を受けた、1人の年長の女の子が
やってきてくれ、
私たちを奥の部屋に案内してくれて
そのお部屋にある知育遊びで
娘と一緒に遊んだり、おもちゃの
使い方を教えてくれるという流れに
なっていました

(そのあと、その子とは別れて
ホールで説明や交流などがありました)
私がそのとき大感動したのは
私たちの担当になってくれた
その年長さんの女の子の、しっかり具合

え、うそ年長さんって
こんなにもこんなにも
しっかりするものなの





と、
誇張やお世辞などではなく
もんのすごく!!
その場で1人で驚いたのです。
(だがしかしその強い驚きと感動を
分かち合える知ってる大人がいないので
1人で内心の盛り上がりはすごいのに
グッとこらえた。。)
もう3年近く前のことなので
記憶が薄れてきていて
どんな挨拶を交わしたかとかは
覚えてないんだけど
その子は早速
娘に視線を低く合わせながら、優しく
「じゃ、いこうか
」などと

声をかけてくれ、
娘をエスコートきながら
ゆっくり歩き出しました。
そして、そのとき
娘が持っていたリュックか帽子か何かを
「これは、お母さんに持っててもらおうか」
って声をかけて
そっと手に取って私に託し
娘の手を空けて、その手を繋ぎ
娘のペースに合わせながら
ゆっくりゆっくり
たしか段差のことまで
完璧に気にかけてくれながら
完璧なエスコートで
3歳0ヶ月の娘を
玄関から、けっこう離れたお部屋まで
連れて行ってくれました

私ももちろん
その後ろから付いていくのですが
なんというか
その・・・
誰かに娘のお世話を任せて、
こんな楽していいの?
みたいな驚きと
思いがけないありがたさが
まずやってきて

しかも
幼稚園の先生やほかの大人ならともかく
私がするはずの『娘を連れて歩く』仕事を
請け負ってくれてるのは、
まさかの幼稚園児の女の子1人。
だって私もその日、
多少の緊張感を持って、幼児連れで
見学会にやってきてるわけですよ、
知り合いやママ友がいるわけでもなし。
当然のように&いつものように
「この子のお世話はすべて私1人で
担当する(特に今日は大事な日だから
気を引き締めて)」
ぐらいな気持ちで来てるわけですよ。
そういえば妊娠中でもあった。
それを、気づけば
娘が安全に自分以外の誰かにエスコートされている状態で、後ろから見てればいい状態で、私ったらフリーの体で歩いてる・・
これ、親戚のおばちゃんの輪の中に
入って娘を可愛がってもらってるとか
ならわかるけど
あるいは
ここがホテルかなんかで
一流のサービスを受けてるなら別だけど
そうじゃないこういう場なら
本来、お金払って誰かシッターさんを
連れてきたりして初めて
受けられるやつですよ?笑
非常に不思議な気持ちになりました。
言いたいのは、
「だから楽だった」ってことじゃなくて
娘が半年後には入ろうとしている
幼稚園に通っているような女の子によって
こんな、
安全・安心・体フリー の状態を
つくってもらえてることが
信じられなさすぎて。
え

こんなにしっかりするものなの?
幼稚園のたった2年3年で
こんなに大人として話や気持ちや
気遣いがすんなり伝わるこのレベルまで
成長するもんなの??
まぁ、わかりやすくざっくり言えば
神ですか?

みたいな気持ちに
大げさじゃなくてなったんです、そのとき。
その子がそのとき6歳だったとして
そう考えてから改めてその数字を見ると
たしかにありえなくもないと
思ったかもしれないけど
そのときの私としては
「娘はもうすぐ幼稚園」
なんなら「ほぼ年少さん」っていう
意識で来ている見学会だったから
年長さんも、かなり近い未来として
視野に入っている子たちだったわけで

その予想を大幅にこえた、
その女の子の振る舞い、言動、
頼れる感じに「年長さんになると、
こんなに成長するの?」という
驚きが隠せなかったのでした。
だとしたら、
幼稚園に通う期間内での
人間の成長ぶり、すごすぎない?

※念のためだけど、こう書いてるからといって私が「年長さんは全員、このくらいのことができる」「できて当然、できるべき」って思ってるっていう話じゃないです
あまりにも感動したため、
私、名札に書かれたその子の名前が
もう、フルネームで心のなかで
輝いて見えた



苗字はもう忘れちゃったけど
たしか、ゆうこちゃんって名前だった。
↑あまりに感動したためにまだ覚えてる。笑
ホテルサービスかシッターさん並みの
助けを与えてくれた方なので
幼稚園児といえども
○○ゆうこちゃんと呼ぶには
惜しすぎるというか、
なんなら様付けしたいような



そのフルネーム、しばらく
そのキラキラ輝くイメージのまま
覚えてたなぁ・・
憧れの先輩の名前を思うように
時おり思い出すやつ。笑
たしか、ゆうこちゃんを育てた
両親にまで思いを馳せた覚えがある・・笑
それほどの驚きと感動と希望だった。
あのとき娘をエスコートしてくれた
年長さん、ゆうこちゃん。
そして
3年後の今・・
なんですよ。
その娘が、年長さんになっています

そして
そんな年長さんになった娘を
今、改めて冷静に見てみて
あぁ、今の娘なら、あのときの
ゆうこちゃんみたいなことができるわ
たしかに、やれるわ
って思うのです。
きっと、小さい子に優しく
なにかを教える気、まんまんで
背をかがめて3歳さんの顔をのぞきこんで
優しく声をかけて
荷物があれば、
考えてたぶんママに託すなどさせて
手をつないで、
小さい子が転ばないようにそーっと歩いて
段差とかも気にかけるはず。
弟に対する態度とか見てても、
それくらいのことするだろうなって分かる。
なるほど
成長している・・・
本当に、年長さんになったら
そこまで成長したわ。
あのときの信じられないような
驚きな気持ちが嘘になることはなく
私にとって真実のままなので
(今、娘が実際そうやって成長したことで
「なんだ、できるの当然だったんだ」と
冷めるようなことはあるわけもなく)
その、素晴らしいと感動した
あのときのゆうこちゃんと同じくらいまで
本当に幼稚園児期間のうちに
成長した娘を目の前にして、
「3年間という短期間に
そこまで急成長する説、
(うちの娘のパターンの場合)
本当だったんだぁ」
という、
成長をじんわり喜ぶような
しみじみとありがたく思うような
そんな気持ちです

こうだった子が
大きくなったねぇ。
無事に育っていてくれて
ありがたいです。
ありがとうございます。
小学生とか、
私にとっては
まだ未知の世界だわ。
また新しい段階へ突入だわ ←若干気ぃ早い
読んでいただき
ありがとうございました


