弟は、よく
お姉ちゃんの大切なものを壊してしまいます。



お姉ちゃんがせっかく幼稚園で作ってきた作品を
すぐにはがしてしまったり

お姉ちゃんの音のなる絵本のページを
ビリビリに破いてしまったり

せっかくつみきで大作を作っても
気づいた弟が一直線にハイハイしてきて
すぐに壊してしまったり。





息子に、悪気があるはずはありません。


でも、娘にとってはそんなの関係なくて

やられたらすごく嫌ですよねショック



必死で弟を撃退(苦笑)します。



でも、物でなぐったり、押し倒したり、怪我をさせるようなことをするとお母さんにすごく怒られる。

だから、なるべくそうしないようにしながら、必死に防ぎます。



結果、お姉ちゃんが弟を体で下敷きにして、体ごと床に押し付けてる場面がよく見られて

しかも弟は不満の声、泣き声がすごく大きかったりかんだかかったりして

ひどくいじめられてるような叫び声をあげたりして、被害者感がすごく出ていて笑

 

その場面だけきりとると、一見、娘がいじめていそうな感じなんだけど

娘の気持ちを考えると、そのくらいしたくなるよね、ぐらいのことはされていると思うのです。



難しい。



かえって私としては

弟を強く押し付けたことについては「それ以上やると怪我しちゃうよ、やめよう」「痛かったと思うよ」くらいに軽くたしなめる程度にして

「でも、娘嫌だったよね〜困ったねぇ。」

と、娘のフォローにまわることもけっこうあります。

 

でも実際、息子が痛そうだったり、辛い体勢にされたり

本人としては、大好きなお姉ちゃんと遊びたくて近づいただけなのに拒否されて押さえられて、辛いって気持ちもあるだろうし、かわいそうだったりもする。


そういうときは息子のフォローもするんだけど、

それが上記と紙一重だったりするから

娘にとっては叱られる境界の統一感がいまいちだったりするだろうし


難しい。  ←二度目



息子のデストロイヤーぶりったら、本当すごいんですよ。



ときどき、やらかしちゃう

とかじゃないんですよ。



そんな壊す?


そんな、かならず&即、破ります!?


しかも、何度も、取り返しがつかないほどまでビリビリに破ります??


って

突っ込まずにはいられないほどの
破壊っぷりで



渡したら即、壊される。

興味を持ったら即、やってきてつかみにくる。


ってかんじなので

そりゃあ娘にしたら脅威ですよね〜。



もう一度言うけど、息子に悪意はなく

「かならず壊すため」にお姉ちゃんのものに向かってきているわけではなくて


興味があるから、触る→
パワーと好奇心があふれるので、
結果破れる、壊す、ということになっちゃってる。

(その感触が面白いというのはあるだろうから、そういう意味ではわざわざやっているともいえるけどあせる

で、毎回だめなときは注意しているけど、
理解しきれるはずがないと。



私としては一応、

娘の安全地帯を確保しようと、リビング隣接の部屋のドアをベビーゲートにして、娘と大人だけ入れるようにしており

以前息子が触りまくっていた娘のおままごとキッチンなど、娘専用のおもちゃはそちらの部屋に置いていて

バトルが勃発したときに、自分のやりたいようにできなくて傷ついている&弟に敵意丸出しの娘にむかって

「触られたくないよね、じゃあ、ヒロくん入ってこないように隣の部屋にこれ持って行って遊ぼうか」

などと声をかけるけれど

娘は首を振ります。



そうだよね、つみきで大作を作るときも

おもちゃで◯◯ごっこを始めるときも

その場で思いついて、その場で作りはじめて、それでワクワク広がってたんだから、

それを壊された上に、また移動して一からやろうって言われても、子供心としてはそりゃあ嫌だよね

っていうのもよく分かる。。



弟にここまままた壊されるか、それが嫌なら隣に一人で移動して、またはじめから遊ばなきゃいけないのか、その二択しかないとき、

娘が泣きながら「もうやめる、遊ばない」と言うことがあったして

そんなときなんて、
かわいそうすぎて抱きしめるしかなくて。


壊されたつみきの作品を前にしてね。




あと息子、娘が食事しているときに、娘ごと椅子をめっちゃ動かしちゃうんです!

それも、頻度がすごく高い。

一食に数回は
お姉ちゃんをテーブルからずらす!

お姉ちゃんの食事のお邪魔虫。



力持ちだなぁ。。

と感心している場合じゃなくて



たぶん、自分もお姉ちゃんの椅子に乗りたいのか、お姉ちゃんごと椅子を除去してスペースを確保し、テーブルのお皿などをつかみとりたいのかと。。


自分が食べてるときに、必ず椅子を動かされ、直しても直しても、やって来ては動かされるって、相当ストレスでしょう。

怒って当然。

娘、食事中に息子が近づいてくると、大声をあげて威嚇するようになりました(苦笑)



娘の食事椅子の場所を変えてもだめだったので、ついに新たなベビーサークルをポチリしたところですよ。





息子を入れるんじゃなくて、場合に応じて、ついたてみたいに使えるようなやつ。

かさばるので、レンタル。


早く届けー笑



そして息子、自分の思い通りにならないと

めっっちゃ怒るのです。



キェェエーーー!!!ムキームキーッアップ

って甲高いつんざく声を上げて怒る汗



娘が赤ちゃんのときは、嫌で泣くことはもちろんあったけど、ここまでじゃなくて

息子のその勢いに、私も戸惑うことも多いです。


嫌って主張するからってこちらが折れる、というのを繰り返すのは違うと思うけど


でも何も主張しない子の場合よりも
「そんな怒るほど嫌なのか、、じゃあ、、しょうがないか」
って方向になることが多いのはたしか。



なので、息子が大火傷でも負った!?ぐらいの激しい大泣きしはじめ、お姉ちゃんがおもちゃを取り上げた姿勢で固まっていて

一瞬、お姉ちゃんがどれだけひどくいじめたんだ?って雰囲気なんですけど

でも実際なにがおこったかというと、息子が娘が遊んでいたところに突進してきて、おもちゃをいきなり取り上げたので、お姉ちゃんが嫌がって優しく引っ張って取り返しただけだったりして。


息子は「ぼくのおもちゃなのにー!!ほしいのに取られたー!!」って怒ってるっていう。


いや、おもちゃはお姉ちゃんのだし、先に取ったのあんたやがなっていう。笑



でも一方、

やはり息子側から見ると

そのことが息子にはまだ分からないのもしょうがないわけで 。



好奇心旺盛で

やんちゃな男の子で、興味あるものには、何にでも手を伸ばして、ぐいぐい進んでいくパワーは、とても素敵ハート(私はヒヤヒヤものだけど)


破ったり、落としたり、たたきつけたりしながら色んな感触を試して学んでるんだよね。



あれがほしい、これはいや、最高、嬉しい、不満、つらいなどの感情を豊かに表して

健康に成長してる感じも、とてもほほえましい。


泣く怒るの表現はなかなか激しくてお母さんあらあらってなるときもあるけど

その分、抱きついてくる時の満面の笑顔とか

嬉しいお顔とか、最高だし(娘も笑顔最高赤ちゃんだったが、さらに「うきゃあハート」具合にパワーがある気がする)。



で、お姉ちゃんが大好き。


お姉ちゃんが起きてくると

あるいは幼稚園から帰ってくると

もう嬉しくてたまらない。


キラキラした目で追って、ハイハイやよちよち歩きで一生懸命あとを追って

たとえ怒鳴られようと押さえつけられようと、(時々ぶたれてしまうことがあろうと)

一緒に遊ぼうとしたり

真似しようとしたり

お姉ちゃんの持ってるものを触ろうとしたり(これがいけないんだが笑)


見ていて、お姉ちゃん大好きがあふれてるラブ



なので、そんな純粋にお姉ちゃんが大好きな弟が

本人はどうしてだめなのかというところまでは何も分かってなくて行動して

押されたり、おもちゃを触らせてもらえなかったり、敵意を向けられて泣いてるのは

やっぱり心が痛んだりする。



でも、弟はよくお姉ちゃんの大切なものを壊してしまいます。 


ってことで冒頭に戻る笑



そんなわけで、我が家のきょうだいげんかはなかなか激しいです。


なんか、息子も激しいけど

娘も激しいんですよね。


下の子が強くて、上の子が泣かされるってよく聞きますけど

うちについてはそれもなくて、娘もやられるとけっこうがっつり制裁を加えておる。。



まぁ、娘からいきなりやることはほぼなくて、だいたい息子になにかやられたのが嫌だったってことなんですけどね星
(それはえらいと思ってる。)



上に書いたように、いけないと分かってて手加減して、でもあまりにもひどくやられたので押さえつける、みたいなときは同情もするけど

特に始めの頃は、普通に突き飛ばしたり、ぶったりすることも多かったので

そういうときは理由も説明して(嫌だったねということきは共感して)、わりとしっかり注意いました。

物で叩くようなときは特にきつく注意。


それを繰り返していたら、だんだん分かってきてくれた感じ。


減ってきました。


でも、加減が分からない部分はまだまだあって、日々叱るときもあるけど

それはこれからも続くでしょうし

まぁ、4歳ならそんなもんなんじゃないかとくちびる



母に聞くと、娘と息子と同じ年の差だった30年前の私と弟は、ほとんどけんかしなかったらしいんですよね。

大人しくて、破壊神ではない弟と、弟と遊ぶのが大好きな私。


「男の子は、なんにでも手を出しちゃって、ホント大変」とママ友は言っていたらしいけど、弟は当時そこまでではなくて、育てやすかったそう。



そんな母、うちに遊びに来たとき、息子の激しさ、娘が息子を張り倒す様子に驚いています笑


あと、2人で遊ぶことがあんまりないことにも。



要は、娘が息子「で」遊ぶと、「2人で遊ぶ」になるんですよね。

おうちごっこのペット役やお姫様ごっこの王子役にしてみたり

なにか弟に布を巻いたり服を着せてみたり。

私は昔、弟にそんなことをして遊んでいたと思います。



娘の場合は、たぶん息子がおもちゃのライバルみたいになってるし

絵本でも読んであげようものなら、その手から絵本を秒で奪い取り、ページを楽しく破るのが弟なので、成立しない。。


そりゃあ、なかなか遊ぼうとしないよなって思います。



でも、実母は知らないけど

2人でキャッキャ遊んでるときもあることを、私は知っているハート



娘が◯◯遊びをするっていうよりは

お姉ちゃん大好きで笑顔で追ってくる弟を、娘があやしてさらに喜ばせながらの、追いかけっこ系。


娘が追いかけてみたり、逃げてみたり、隠れてみたりして、息子をうまく誘導して、2人で大きな声で笑いあっていますキラキラ


お姉ちゃんは、自分が大げさに笑い声をあげると、弟はそれに反応して嬉しがって笑うことを知っていて、笑わせてるんです。



普段、大切なものを壊されたりテリトリーに侵入されてばかりなのに

それでも弟を喜ばせようとする優しい思いがあるのね・・ぐすんハート


っていうか娘は基本、息子を大切に思っていて

もともとお世話好きだし、弟が生まれるのをそれは楽しみにしていたし

いつも弟がどうしてるか気にかけているし、なにかあれば私に教えてくれたり。

が、弟の侵入?や攻撃?に合い、キィーってなってるかんじなんだよね。



で、そんなキャッキャと笑い合う2人の姿が見られると、私も
幸せだな〜って思いますラブ

↑時々だけど笑



私も

基本2人から目を離さないし

2人が2人だけのコミュニケーションでなんとかかりそうだったらそのままにしてみたり

険悪で、危険を感じたら妥協点を提案してみたり

どちらか嫌な思いをしたかなと思えば共感したり言葉にしてみたりするし

「お姉ちゃん、素敵なの持ってるなぁ〜ラブ」なんて代弁してみたりもするし

これは健在↓キラキラ



お姉ちゃんのものが息子に壊されないように気をつけたり

お姉ちゃんのおもちゃを弟が触ってよいかどうかお伺いたてたり

それでも破ってしまったら補修がんばったり

まぁ色々やるんですけど。



毎日のことだし、目を離すことも、疲れることも、いつもフラットにいられないことも

まぁあるわけで。


つまり、弟の餌食になるか、好奇心を育てる1人遊びのおもちゃになるかきわどいとき、休みたい気持ちが勝って、そのままにしてしまうこともあったり

息子も娘もどちらも悪くないし、むしろ両方かわいそうなんだけど

うんざりした顔でざっくり注意してしまうときもあるし。



だから

きょうだいバトルは、やはり日々勃発するし、それでどちらかか両方が傷つくことも日々起こっているという状況チーン汗



まぁ、2人とも、いや私含めた3人とも?

こうして、
強くなっているとも学んでいるともいえる。。



他の1歳4歳を育ててる皆様のところは

きょうだいげんか、どんな感じなのかなぁ。

下が1歳でもうバトルしてるとか、やっぱり早い気がするなぁ〜



気になります!キラキラ