E3 2011の任天堂ブースに出展されていたWii用ソフト『Kirby Wii』のプレイレポートを、カネキングがお届けします! 最初に言ってしまいますが、素晴らしいですこのゲーム. 『毛糸のカービィ』みたいな一風変わった『カービィ』も、それはそれで楽しいのですが、やっぱり王道には王道のよさがあります! 本作は、カービィ、メタナイト、デデデ大王、ワドルディの4キャラクターをそれぞれ1人が担当し、最大4人で協力しながら進む2Dのアクションゲームです. カービィは各種コピー能力、メタナイトは剣技、デデデ大王はハンマー、ワドルディは槍で攻撃します. まぁ遊んでいて一番おもしろいのはカービィだと思いますが、他のキャラクターも味があって楽しいです. そもそもメタナイトたちを操作できるだけでうれしいし(笑). ステージはオーソドックスな作りです. 最大4人で道中を進みます. キャラクターの上にちょこんと乗ることもできます. かわいすぎ. そして食べ物はもちろん口移しが可能! メタナイトとカービィ、いやデデデ大王が... ごくり. キモとなるカービィのコピー能力ですが、おなじみのカッター、ビーム、ボム、ソード、ファイア、スパークに加えて、新コピーとして、カウボーイハットをかぶってムチで攻撃するウィップ、葉っぱで周囲を攻撃するリーフ、水を飛ばして攻撃するウォーターなどがありました. これらは『星のカービィ スーパーデラックス』のものが踏襲されており、ビームのタメ撃ちや、ファイアのダッシュ攻撃(バーニング)なども可能でした. コピー時の見た目も『スーパーデラックス』と同じですね. 『スーパーデラックス』が大好きな僕としては、これは最高です! 続いて、ステージの途中に出てくる、ちょっと特別な光っている敵をコピーすると、強くてハデな能力が使えます. 確認できたのは、巨大な剣を振り下ろす"ウルトラソード"、炎のドラゴンを飛ばす"モンスターフレイム"の2種. シリーズで言う"マイク"や"クラッシュ"、"コック"のように、ボタンを押すと時間が止まり、演出とともにカービィが攻撃するタイプの能力です. すべてのコピー能力に、この"スペシャル版"がありそうな雰囲気ですね. ウルトラソードは、剣の他に竹刀や包丁を振り回すこともあります. カービィらしくていいですね. "モンスターフレイム"は、火のドラゴンが直線状に飛んでいきます. ショパブルガリ 腕時計ール 腕時計 コピーすると、カービィの下にゲージが表示され、能力を使うたびに減っていきます. マサイシューズ 強力な分、回数の制限があるわけです. あと、ウルトラソードとモンスターフレイムに共通していたのは、ステージ上のオブジェクトを破壊できる点. 巨大なしめ縄を斬ったり、木を焼き尽くしたり. そうして破壊することでアイテムが手に入ったり、隠されていた裏面への扉が開いたりします. コピー能力がすごく新鮮なので、カービィだけでプレイしても十分楽しそうなのですが、協力プレイで感じたことも書いておきたいと思います. ステージは、全体的にカービィで遊ぶことを前提に作られている感じだったのですが、たとえばカービィには水中で一部のコピー能力が使えないという弱点があります. そんな時、メタナイトたちがいれば心強い! 他にも、ハンマーじゃないと壊せないブロックがあるのにハンマー(コピー能力があるのかはわかりませんが)がない! という時. デデデ大王がなんとかしてくれるでしょう. こんな風に、それぞれ活躍できる場面が用意されており「カービィばっかりずるい! 」という雰囲気には(恐らく)ならないと思います. なお試遊版では、同じキャラクターを2人以上で同時に使用することはできませんでした. 今回遊べたレベル1のステージの最後には、おなじみのこの方が待ち受けていました! 1人でもみんなでも遊べる『カービィ』. コピー能力は多彩で、メタナイトたちが使えるとくれば、ファンならやるっきゃないでしょう! (カネキング).