食事時、必ず義母は歯にはさまったものを取ろうと

大口開けて指をいれて取るのに必死。

片手の指は口の中へ、もう片手はちゃんと

隠してるんだけど、思わず「上品だねぇ」ってツッコミいれる。

けれど

うまくピンポイントで取れるわけもなく、爪楊枝!という掛け声で

なんとか爪楊枝を手にするけど

もっと難しい。

それで、この頃夫が強引に歯磨きさせるんだけど

 

それがまた大変なことになる。

歯磨き、歯ブラシ、コップという名詞がわからないから

これを手にするまでに大変な掛け声が必要。

ここでひと悶着。二悶着。夫の声が怒声に代わる。

やっと歯ブラシ片手にしたら

コップの中で歯ブラシをカチャカチャかきまわしてるだけ。

顔を洗えと言うと、二の腕を洗ってる。しかも片手だけ。

 

なにもかにもこんなふうに一つ一つ声掛け。。。掛け声!が

必要。

 

きっとお義母さんの頭の中は漫画の吹き出しの中の

毛糸玉みたいなごちゃごちゃになってるんだろうね~

と笑うこともあるけど

 

それよりもお仏壇に誰が入ってるかなんてことも

わからなくなって

この間、霊界とコンタクトを取ってくれるミディアムと言う人がテレビに

出ていたので

 

急に意地悪心で

「お義母さんは、亡くなった人に会えると言われたら

誰に会いたい?」と振ってみたの。(笑)

当然、自分の連れ合いがあり、最愛の長男があり

実妹や実弟がいて、自分の親もいるでしょう?

誰かな~誰かな~会いたい人がいたら、すぐ逢わせて

あげるよ~~~~ひひひ

と思ったら

 

「え~~~っ。今、思いつかないわね~」と来た。

 

「思いつかないわね~って、芸能界で好きな人誰?って

聞いてるんじゃないわよ。お義母さんの身近な人を

聞いてるのよ」とツッコミ入れてしまったけど

首をかしげるばかり。

 

もはや、自分の最愛?の夫も最愛の息子も義母の記憶にない。

 

お仏壇?それなに?美味しいの?って感じ?

 

あのね~!それじゃ誰もお迎えにこないわ!

 

仕方がないから、ここでもうしばらく楽しみましょうね。んふふふふ。