2012年大晦日。

少しだるいなぁ、と思いつつも実家に帰る。
楽しみにしていたMXテレビの『場末の歌姫☆おママ対抗歌合戦』を目前に強烈な頭痛に見舞われ就寝。

明けて元旦。

昼過ぎまでそこそこ元気に過ごす。
夕方になりつま先から鼠蹊部まで筋肉痛のような関節痛のような痛み発症。
そうこうしているうちに背中まで痛くなりロキソニンを飲み就寝。

明けて2日。

どうにも足と背中が痛い。
ロキソニンを飲んでお昼寝。

しかしどんどん痛くなる背中・・・
さらには激しい吐き気と頭痛も。

これはまずい・・・ということで実家近くの総合病院の救急外来に母が電話をかける。

救急外来の看護師さんが電話に応対してくださったのですが

「時系列がよくわからないのでご本人と代わってください。」

と言われたようなので、吐き気をこらえながら電話を受け取り

「お電話代わりました。」

と蚊の鳴くような声で言うと

「はい。」

とだけ言われる。

「あ、あの・・・」

と言いかけると

「はい、時系列で病状説明して。」

とつっけんどんという言葉の見本的な態度を取られる。

「昨日から・・・あれがこうして・・・」

と事細かに説明すると

「それで他の病気とか飲んでる薬はないですね?」

と言われたので

「卵巣がんで(一応)経過観察中です。服用している薬は漢方と便秘薬だけです。」

と言うと

「じゃあ、その病院に行ったらどうでしょう。」

と、スパッと言い放たれ。。

・・・いや、確かにそうなんですけど。

母が最初に実家に帰ってきてかかりつけの病院が遠くてそこまで行けなそうなので、と説明していたので

「一応先生に聞いていただけますか?」

と言ったところ

「先生も無理だと言うと思います。」

と・・・

もういいや。

こんな看護師さんのいるところに行ってもね。

そう思い「わかりました。」と電話を切り通院中である病院に電話をし、救急外来の看護師さんにつないでもらうと

「大丈夫ですよー。婦人科の先生も今日はお見えになってるし、症状聞いたら内科みたいだからね。内科の先生もいますし、お待ちしてますからね。」

って・・・!

おお、ナイチンゲールよ!!

そして車で向かうこと50分くらいでしょうか。

吐き気で涙目になりながら病院に到着するとなんとも言えない安堵感からのプラシーボ効果かすっかり症状が治まったような。。

もろもろ検査の結果インフルエンザは陰性。ただの風邪。
プリンペランとタケプロンを処方されたのみ。

病気になってから2年、風邪などひいたことがなかったのですっかり打たれ弱くなっていたようです。

以前は冬の間ずっと風邪をひいているような虚弱だったのですが、病気発覚以来健康的な生活と食生活を心がけているのでがんであること以外は健康そのものなのです。

そして帰りの車中でまた吐き気が再来し、青息吐息・顔面蒼白で帰宅し、昨日と今日の境目も、昼も夜もわからないまま今に至る。

そんな2013年の三が日。

厄落としは完璧。(ん?デジャヴ??)