こんばんは。
本日も雨の中、
ご来店いただき、
ありがとうございました。
最近、雨の合間をぬうように
蝉が鳴いていますね。
私は、蝉が好きではありませんでした。
田舎育ちですが、虫はあまり得意ではありません。
幼い頃は、兄の影響でカブトムシの
幼虫から育てたりもしましたが、苦手です。
蝉はよく見るとなんだか
気味が悪くて、こわくなっていました。
昆虫の体のつくりが苦手だったのかも。
先日、実家に帰省した時の夕方、
庭にニャンママ(猫)といると
足元で何かが動いていました。
土から出てきたばかりの羽化しようとしている蝉が
ホースの上を這うように歩いていたのです。
一瞬、「きゃー気持ち悪い なにこれ」と思いました。
庭の草木に水をあげる為の
長いホースの上をゆっくりと歩いていました。
初めてみたその光景に、
昆虫への苦手意識よりも、
興味の方が上回りました。
長いホースは、伸ばしてある状態で、
U字に曲がって置いてありました。
そこをスローモーションのような動きで
ゆっくりゆっくり進んでいました。
もう少し見届けたい気持ちもありましたが、
ニャンママたちが気付いて
襲ったりしないように、
無事に蝉が飛び立てるといいなと
思いながら、猫と一緒に
家の中に引きあげました。
翌朝、網戸に付いている蝉を発見。
鳴きもせず、じっと網戸にくっついていました。
おそるおそる
少し近づいたら、
飛んでゆきました。
飛べたんだ。
少しホッとしました。
もしかするとその蝉は
昨日の蝉だったのかなと思いました。
苦手だった蝉を
なんだか応援したくなりました。
蝉は地上での時間は1~2週間程度とわずか。
それまでは土の中でじーっとその時を待っています。
その期間3年~17年(アブラゼミは6年)と言われています。
蝉にとっての貴重な時間、
蝉が鳴いているのを耳にすると、
少しせつなくなりますが、
限られた時間の中で、
一生懸命生きているように感じます。
蝉にとっては、ごく自然の一生ですが、
人間からすると、その一生は
長い辛抱を経ての
短い栄華のようにも映ってしまったり。
蝉の生涯のひとときに触れて、
私も限られた時間を
生き急ぐのではなく、
一生懸命(一所懸命)生きようと思いました。
Danke
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