正直言って、わたしの高校生活ってあんまり充実してなかったんです。理由はやっぱりコロナによる自粛が大きいけれど、そのほかにも単純に中学生終わりのあれこれで自分の性格が中学時代よりも控えめ、「隠」(というのでしょうか)になったからです。

snsで見るようなキラキラした高校生活はわたしの中には見当たらないし、あの頃はただ夢を追いかけて必死に勉強していました。

 

今月、大学生になって初めての学園祭というものがありました。

終わった今、あの時間を振り返るとすごく充実した、わたしがいつかに思い描いた青春の時間だったんじゃないかと思います。

 

弊学は少し珍しく一年生はみんな学園祭を運営する立場にあるので春学期から各学科ごとに準備を進めていました。

 

学生が一つになって一つの行事を作り上げる姿

当日、自分が見たことがないほど本当に多くの方々が来場している様子

普段一緒に授業を受けている仲間とさらに交友を深められたこと

憧れの先輩方がいつもよりも輝いて見えること

たくさんの装飾で埋め尽くされている非日常的な大学風景

 

文章にしてしまえば、学園祭においてどれも当たり前の要素なのかもしれませんが、わたしにとっては全てが初めての瞬間でいつも通う大学が全く異なる世界でした。

 

人生にまた一つ大事な1ページが刻まれたような気がします。

一年前の自分は、大好きなこの大学でのこの日々を想像できていなかったでしょう。

 

脳裏に浮かぶあの時間の大学はあまりにも美しくて、ずっと見上げていたかったです。

 

(学園祭での連日の終日作業による疲労から体調を崩してしまったので今日は早めの就寝にします、おやすみなさい)