Fromages de France
「Fromages de France - Treat Yourself」(フロマージュ・ド・フランス 自分にご褒美を)は、2010年12月にスタートしたフランス産ナチュラルチーズのプロモーション・キャンペーンです。
フランスのフロマージュに関するコラムを毎週更新しているオフィシャルHPもご覧下さい。

http://fromagesdefrance.jp/

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グジェールとカマンベールチーズのレーズン&くるみサンド☆

本日、ボージョレ―・ヌーボーの解禁日ですね♪
今回は、料理研究家、平野由希子さんに教わった、ワインにぴったりな「グジェール」や「カマンベールチーズのレーズン&くるみサンド」の作り方をご紹介します。

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「シュー皮ってむずかしそう…」なんて、思っていませんか?
ご安心を!平野さんが、失敗しない作り方を伝授してくださいました♪

<材料:30個分>
• 無塩バター 60g
• 牛乳、水 各60ml
• 塩 ひとつまみ
• 砂糖 小さじ1/2
• 薄力粉 50g
• 強力粉 25g
• 卵 Lサイズ 2個
• コンテチーズ 60g



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鍋にバター、牛乳、水、塩、砂糖を入れ弱火にかけます。
バターが溶けてふつふつとしてきたら、火を止めます。

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ふるった薄力粉と強力粉を入れて、手早く混ぜます。


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こんな感じに、ひとまとまりになったら、弱火に1~2分かけながら、たえず混ぜる

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そうすると、これくらいまとまった感じになります。
これで火をとめてください。


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ボウルにあけて、ときほぐした卵を数回に分けて加え混ぜます。
すくって生地がゆっくりと三角形に切れるようになったら、卵を加えるのをやめます。
かたければ卵を加えてください。


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よく混ざったら、おろしたコンテチーズ3/4量を加えて混ぜます。


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天板にオーブンシートをしき、1センチの口金で500円玉大に絞りだしていきます。
表面を水少々つけた指でならして丸くして、残り1/4 量のチーズをのせ、予熱した200度のオーブンで15~18分焼きます。


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コンテチーズのグジェールと、カマンベール・ド・ノルマンディーのレーズンとくるみサンド、そして、ブルーはフルムダンベールのはちみつがけです♪


カマンベールチーズのレーズンとくるみサンドの材料は以下…。

<材料 1個分>
•カマンベール・ド・ノルマンディーAOP 1個
•レーズン 50g
•くるみ 5個

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カマンベールチーズは横半分に切り、くるみは手で割っておきます。
チーズの間にレーズンとくるみを入れて、しばらくなじませておきます。
(今回は、サルタナレーズンを含め、2色のレーズンを使っています。)
食べやすい大きさに切れば、できあがり♪

簡単でおいしいので、ぜひお試しください♪


平野由希子さんのプロフィール
料理研究家。『「ル・クルーゼ」だから、おいしい料理』(地球丸刊)など、ル・クルーゼシリーズの著作に代表される、素材のおいしさを上手に引き出すシンプルなレシピに定評がある。昨年、東京・大井町に6席だけの小さなワインバー『8 huit.』をオープン。雑誌、書籍の料理提案、撮影のかたわら、週に2回ほどは店に立つ生活を送っている。近著に『平野由希子のおいしい理由。―みんなにほめられる、何度も作りたくなるレシピ』(主婦と生活社)がある。
◎平野さんのインタビュー記事はこちら



フロマージュと健康の話 (補足編)

クリーミーな口当たり、ワインやお酒にちょうどいい塩加減…。

フロマージュは食べると太る、塩分の摂り過ぎになるなど、気にしていませんか?

紀元前6,000年頃から作られてきたというフロマージュ。

良質のタンパク源やカルシウム源ということ以外にもアンチエイジングやガン細胞増殖抑制まで、
近年、さまざまな健康効能がわかってきました。

そこで、今回は、東海大学農学部バイオサイエンス学科教授の井越敬司先生に
「フロマージュと健康」についてお話を伺いました。


塩味の強いフロマージュ、高血圧になりませんか?

日本に約4,000人いるといわれる高血圧患者。
高血圧は、サイレントキラーと呼ばれ、脳卒中や心疾患などのリスク因子になるといわれています。
そして、塩分の過剰摂取は高血圧の原因のひとつです。
フロマージュには塩味の強いものが多いですが、高血圧にはならないのですか?

「確かにチーズには塩味の強いものが多いですよね。食塩摂取によるナトリウムが高血圧の原因ですが、このナトリウムの排泄効果があり、血中のナトリウム量を減らすものにカリウムがあります。チーズには、このカリウムが豊富に含まれていることがわかってきました。さらに、最近では、チーズには、血圧を下げるペプチドが含まれていることもわかってきました。このペプチドは、微生物の酵素によってミルクのタンパク質ガゼインから熟成中に作られるものです。しかも、チーズに多く含まれるカルシウムにも血圧降下作用があることがわかってきたのです。」

フロマージュにカルシウムが豊富に含まれているということは聞いたことがありますが、
成長期の子ども以外にも健康にいいことがたくさんあるのですね。

「女性に多いといわれる骨粗鬆症の予防にも、とても有効です。骨がスカスカになって折れやすくなったり、背中が曲がったりする病気ですが、カルシウム不足が原因といわれています。
チーズには、単にカルシウムが豊富に含まれているだけでなく、他の食品と比べて吸収効率が良いのが特徴です。チーズ中の乳糖や乳酸、および、熟成中にチーズのタンパク質ガゼインから生じるガゼインフォスフォペプチド(CCP)が、カルシウムの吸収を助けます。さらに、乳塩基性タンパク質(MBP)は、骨芽細胞が生成する骨形成タンパク質コラーゲンの生産も促しますから、カルシウム不足を解消するには、チーズは非常に優秀な食品といえるでしょう。」


WHOも認めたフロマージュの虫歯予防効果と、最近わかってきたガン抑制効果とは?

「虫歯予防については、ハードタイプのチーズがよいと言われています。欧米では、古くから研究されており、虫歯予防に良い食品であることが知られています。まず、そのメカニズムですが、硬いチーズを食べると、抗菌物質を含む唾液の分泌が良くなり、その結果、虫歯菌の生成が抑制されます。虫歯菌によって生成される酸(歯のエナメル質を侵食して虫歯をつくる)をチーズが中和し、歯のエナメル質溶解を防ぎます。仮にエナメル質が少し溶けても、その部分をチーズのリン酸カルシウムが塞いでくれるともいわれているんですよ」と、井越先生。

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「ガン細胞の増殖抑制効果については、ヒト由来のガン細胞を用いて、チーズのガン細胞増殖抑制活性を調べた研究があります。その結果、ポンレヴェックなどのウォッシュタイプ、ブリーやカマンベールなどの白カビタイプ、次いで青カビタイプに、特にガン細胞の増殖抑制活性が認められました。そこで、青カビタイプのチーズから活性成分を分離して精製し、その構造を明らかにしたところ、チーズ熟成中に生成されるパルミチン酸とオレイン酸という脂肪酸にガン細胞の抑制効果があることがわかりました。この研究は、細胞レベルの結果ですが、ガン予防の可能性を示すものとして注目されています。
ほかにも、血糖値を管理したり、ピロリ菌を抑制したりと、いろいろな効能がわかってきています。」

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"牛乳よりヨーグルト、ヨーグルトよりチーズ"
~フロマージュは四次機能まで備えた健康優良食品~


「チーズの優秀な点を挙げたらきりがないのですが、なんといっても素晴らしいのは四次機能まで備えていることです」と、井越先生。

「食品における、一次機能は栄養機能、二次機能は嗜好・食感機能(美味しさなど)、三次機能は健康性機能・生体調節機能です。チーズはこれらの機能をすべて兼ね備えていますが、さらに、私は四次機能として、『楽しさ』があると思っています。バラエティに富んでいて、文化があって、会話をしながら食べられる、人と人のコミュニケーションを和やかにする影の立役者。そんなチーズの魅力を、今後ももっと研究していきたいと思っています。」


<これだけは覚えておきたい、フロマージュと健康 ~こんなにあるフロマージュの健康効果~>

1. 体脂肪がつきにくい
フロマージュの脂肪分は、中鎖脂肪酸なので、脂肪として蓄積されず、エネルギーとして代謝されやすい。

2. 美肌効果、便秘改善が期待できる
3. フロマージュには、ビフィズス菌を増やす働きがあり、腸内環境を整えるうえ、ビタミンAやB2も含まれているため、美肌効果が期待できる。

4. アンチエイジング効果
フロマージュ、特に、青カビタイプやウォッシュタイプには、ガゼイン由来のペプチドが含まれているため、抗酸化活性があり、心疾患を予防できる。

5. 高血圧にならない塩味
ナトリウム排泄効果のあるカリウムが豊富に含まれているうえ、血圧を下げるペプチドやカルシウムが含まれているため、高血圧にならないといわれている。

6. 骨粗鬆症予防に有効
ガゼインフォスフォペプチドがカルシウムの吸収効率を高めるうえ、乳塩基性タンパク質が骨芽細胞が生成するタンパク質コラーゲンの生産も促すので、骨粗鬆症の予防になる。

7. WHO(世界保健機構)が認めた虫歯予防効果。
特に、硬質チーズを食べると抗菌物質を含む唾液の分泌がよくなるほか、少し溶けてしまったエナメル質も、リン酸カルシウムが塞いでくれる。

8. ガン細胞抑制効果ものほか、糖尿病、ピロリ菌抑制にも有効
特に、青カビタイプにはパルミチン酸とオレイン酸という脂肪酸が含まれており、ガン予防の可能性があると注目されている。また、血糖値の上昇を抑制したり、ピロリ菌の増殖を抑制したりするといわれている。

トマトとマスタードのキッシュ

ボンジュール♪

今日は、カズコ・ロッシュさんのお料理紹介、3品目です。
トマトとマスタードのキッシュ!
レシピが気になっていた方も多いのでは?

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【材 料(6人分)】
トマト 6~8個
コンテチーズ 200g(スライス)
エシャロット 2個(みじん切り)
にんにく 1片(みじん切り)
タイム 6g(みじん切り)
パセリ 20茎(みじん切り)
オレガノ(ドライ) 大さじ1
マスタード 大さじ10
塩・コショウ 適量
オリーブオイル 大さじ3~5

【作り方】
①  ボールにみじん切りにしたにんにく・エシャロット・タイム・パセリ・オレガノ・塩・コショウ・
オリーブオイルを入れてよく混ぜ合わせ、ペースト状にする。
②  トマトを洗ってへたを取り除き、できるだけ種を除きながら横に3mm位に薄切りをする。
それを大きなボール、又は皿に入れて塩をふり、4~5分そのまま放置して水分を出す。
トマトの水分をペーパータオルでふき取る。
③  生地にマスタードをたっぷり塗る。その上にチーズ・トマト・①のペースト、そして又、
チーズ・トマト・①のペーストと重ねて、一番上にペーストをかけるようにする。
④  220℃のオーブンで30分位焼く。

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タルト生地。空焼きしておきましょう。

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マスタードをたっぷり塗ります。
このフランス産のマスタード、全然辛くないので、子どもでも食べられます。

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その上に、トマト、コンテチーズ、ペーストの順にのせていきます。
まず、トマト…。

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そして、コンテチーズ…。

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そして、ペースト。これを、いっぱいになるまで繰り返します。
ここはぜひ、深いタルト生地にた~っぷり具を重ねてくださいね。

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オーブンで焼いたら、できあがり!

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トマトもコンテチーズもたっぷり。
トマトのジューシーな甘さと、コンテのコクがうま~くマリアージュしています。

ぜひ、作ってみてくださいね!


キッシュ用のタルト生地のレシピはこちら♪

【キッシュ用のタルト生地】25㎝の型
薄力粉 300g(ふるっておく)
バター 150g
卵黄 1個
全卵 1個
牛乳 20~30cc(人肌に温める)

【生地の作り方】
 ① ボールにバターを入れてポマード状に軟らかくなるまで混ぜる。
 ② ①に卵黄と全卵を入れて混ぜ合わせる。その中に人肌に温めた牛乳を少しずつ入れて
混ぜ合わせる。
 ③ ②に薄力粉を加えて練らないように手で混ぜ、生地をまとめる。ラップで包んで
1時間30分位、冷蔵庫で休ませる。
 ④ 生地をのばして、型に敷いて、フォークで穴をあけ、200度に熱したオーブンで10分位焼く。

詳細は、カズコ・ロッシュさんの著書『わが家はレストラン』(講談社)に掲載されていますので、見てみてくださいね。

カズコ・ロッシュさんのスペシャル・インタビューはこちら

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カズコ・ロッシュさんのお料理教室はこちら
ブログも見てみてくださいね♫)

虎のモチーフが素敵なカズコ・ロッシュさんの器の写真も、たくさん掲載されています。

ほうれん草とハムのクレープ

ボンジュール♪

今日も、カズコ・ロッシュさんのコンテを使ったお料理レシピをご紹介します。

第2弾は、クレープです!

といっても、甘いおやつクレープではなく、お食事クレープです。

ほうれん草、ハム、そして、コンテチーズがたっぷり!

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まずは、クレープの皮づくりから。
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【材料(クレープ8~10枚分)】
薄力粉 125g(ふるっておく)
全卵 2個
牛乳(冷たいまま) 250cc
無塩バター 30g(溶かしておく)
A バター+サラダ油 適量(クレープを焼くときに使用するので混ぜ合しておく)


【作り方】
① ボウルに全卵・溶かしたバターを入れて混ぜ、そこにふるった薄力粉を入れて
混ぜ合わせて、牛乳を少しずつ加えて滑らかになるまで泡立て器で混ぜ、ザルで漉して
冷蔵庫で3時間位ねかせる。

② クレープパン(またはフライパン)にAのバター+サラダ油をうすく塗って①をお玉で流し入れ、
 クレープパン(またはフライパン)を回して全体に薄くのばして、両面を手早く焼く。

クレープの皮を薄~く焼くのは難しそうと、思っていませんか?

そこで、上手に焼くコツを教えていただきました!
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まず、クレープパンを温めます。

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次に、適量のバター+サラダ油をクレープパンにうすく塗ります。
この「うすく塗る」のがポイント!

そして、「うすく塗る」ための秘密兵器が、なんと、じゃがいもなんです!!

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フランスで暮らしていた時に、フランス人のマダムに教わったのだそう。

キッチンペーパーだと、油分を吸いすぎてしまいますが、じゃがいもなら、いつでも適量です。

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生地を入れて、クレープパンを手早くまわします。
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表面が乾いたら、裏にひっくり返します。

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できあがり♪

これでも難しいと思う方に、朗報です!

カズコ・ロッシュさんお気に入りの、最強クレープメーカーがあるのです。

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白い付属の容器に生地を入れて…

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ペタン!と、温まった円盤型?の物体を被せて、生地に浸して…

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ひっくり返すと、ほら、うす~く生地がついています。

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表面が乾いてきたら、裏返して少し待つだけ♪

ね?簡単でしょう。
製品についてはこちら





さて、次は、クレープに具を入れていきます。


【材料(8~10枚)】
ハム 6枚
コンテチーズ 120g(削っておく)
ほうれん草 6束(よく洗って水分をとって5cm位の長さに切る)
バター 20g
生クリーム 50cc
塩・コショウ 各適量


【作り方】
① フライパンにバターを入れて溶かし、ほうれん草を加えて炒め、塩・コショウで味をととのえ、
生クリームを入れて炒め混ぜ合わせ、とりだしておく。
② クレープを一枚敷いて、ほうれん草・ハム・コンテチーズをのせて塩・コショウして折りたたみ耐熱皿に並べて上からバターをちらして、180℃に温めたオーブンで、チーズが溶けるくらいまで焼いて、出来上がり。

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ハム、ほうれん草、コンテチーズの順にのせて…

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折りたたみます。(折りたたんだ部分は下にしてね!)

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あとは、並べてオーブンで焼くだけ♪

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中はコンテチーズが溶けてとろ~り、そして皮の端はカリッ…。
カズコ・ロッシュ作、トラとトンボの器にサーブして。

おもてなしに、とっても美味で素敵な一品です。

ぜひお試しください♪

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グラタン ドゥフィノワ (ドフィネ風じゃがいものグラタン)

ボンジュール♪

9月7日(水)に更新されたスペシャルインタビューの記事。

陶芸家で料理研究家のカズコ・ロッシュさんの美味しそうなお料理に心を奪われた方も少なくないのでは?

ご自宅でお料理サロンも開いていらっしゃるカズコ・ロッシュさん。

今回の取材に登場するお料理3品の作り方も教えてくださいました!

今日から3日間に渡って、作り方を1品ずつ写真つきでご紹介します。

まずは、熱々が美味しい、グラタン ドゥフィノワ。(Gratin Dauphinois: 東フランス、ドフィネ地方の郷土料理)

コンテがたっぷり入っていて、コクがあるのに重たすぎず、上品で深いお味です。

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【材料(6人分)】
じゃがいも 4~5個(3㎜位にスライスして水にさらしてペーパータオルで水分をふき取る)
牛乳 400∼500cc
コンテチーズ 150∼200g(スライス)
生クリーム 100cc
バター 30g[10g(耐熱皿に塗る)+20g(調理用)]
塩・コショウ 各適量
にんにく 1片(みじん切り)

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【作り方】
① 耐熱の器にバター(10g)をぬり、そこにじゃがいも・塩・コショウ・チーズをのせる。

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実は、隠し味のスパイスが…。
(カズコ・ロッシュさんのオリジナルブレンド。)

産地にこだわったブラックペッパーやホワイトペッパー、レッドペッパーなどが、数種類入っています。

② ①の作業を2∼3段繰り返して、一番上にチーズ・にんにく・バターを振りかけて、
牛乳をじゃがいもが隠れる位入れて、生クリームを全体にかける。
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③ 200℃に温めたオーブンで40分位グラタンの表面がきつね色になるまで焼いて出来上がり。
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焼き上がりのいい~香り!
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ワインは、シャトー・ディスティユー(Chateau Destieux)の
サンテミリオン グランクリュ(Saint-Émilion Grand Cru) 1997年。

グラタン ドゥフィノワは、メインの付け合せにもなりますが、
ひき肉やハムなどを入れれば、メインディッシュにもなります。

ぜひ、お試しください♪

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日本酒と楽しむフロマージュ

みなさん、こんにちは。

いよいよ梅雨も明けて、本格的な夏を迎えましたね。

さて、フロマージュ・ド・フランスでは
「プロに教わるフロマージュの話」を更新しました。

今回お話を伺ったのは、東京都渋谷区にあるワインスクール
「ポケットワインサロン」の講師を務める梶田泉さんです。

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梶田さんは、ワインやチーズに関するさまざまな資格を持つ方ですが、
プライベートでは日本酒好きが高じて、全国各地の酒蔵を訪ね歩くのだそうです。

ひとくちに"日本酒"といってもさまざまな製法や風味がありますが、
フロマージュに合わせるのなら、まろやかな味わいで旨味のある
お米だけで造られた「純米タイプ」の日本酒(「純米酒」や「純米吟醸酒」)
がピッタリなのだそうです。

特に"王道の組み合わせ"は、「ミモレット」や
「コンテ」などのハードタイプのフロマージュ。

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純米酒の中でも、山廃(やまはい)造りや生酛(きもと)造りなど、
しっかりした風味の日本酒と合わせるなら、「青かび」系のフロマージュ、
香りがよくて、繊細な味わいの吟醸タイプの日本酒と合わせるなら、
クリーミーで穏やかな風味の「白かび」タイプのフロマージュがよく合います。

梶田さんが、日本酒にチーズをあわせて楽しむ方法について
とても役に立つヒントを教えてくださいましたので、
日本酒にピッタリなフロマージュのアレンジレシピをご紹介します。


「椎茸のブルーチーズ焼き」

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椎茸の石突を切り取り、そこにブルーチーズをのせて…

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軽くトースターで焼けばできあがり。

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椎茸や舞茸など、色の濃いキノコ類には「青かび」系のフロマージュと
同じような匂いがあるので、異色な組み合わせのような感じがするのに、
口の中に入れると風味がとても調和するのだそうです。

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こちらは、純米酒の中でもしっかりとした個性的な風味を持つ山廃仕込みを合わせて。



続いて、同じく「純米酒」と合わせておいしい
フロマージュをアレンジした和風の一品をご紹介します。


「油揚げのチーズ詰め、ねぎ味噌風味」

油揚げの中に、みりん、酒などで調味した味噌とたっぷりの刻みネギ、
サイコロ大に切ったチーズ(ここではコンテを使用)を入れ、楊枝でとじる。

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オーブンに入れて、こんがり焼き色がつくまでトーストしたら出来上がり。

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焼き色がついた油揚げのサクサクとした食感と、
中身の溶けたチーズ、それにネギ味噌のバランスも楽しめます。

この一品は穏やかな旨みが心地よい「大七 生酛(きもと)」との相性がピッタリとのこと。

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最後に、暑い夏にピッタリの「涼」を感じられる一品をご紹介します。


「ブリアサバランの梅、塩昆布、オクラのせ」

ブリアサバラン(フレッシュタイプ)をサイの目に切った上に
練り梅、塩昆布、小口切りにしたオクラをトッピングしただけの簡単レシピ。

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塩昆布とフロマージュの組み合わせが、何ともいえないくらいによく合います。

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これは、昆布のグルタミン酸系の旨みとチーズのコクが調和するからだそうです。

練り梅の酸味はクリーミーなチーズに味のアクセントを与えます。

ブリアサバランのほか、乳脂肪が多めのリッチな味わいの
「白かび」タイプのフロマージュを使っても、おいしいとのこと。

この一品には、純米吟醸の発泡にごり酒「獺祭(だっさい)」を
冷蔵庫でキンキンに冷やしてあわせてみると、
シャンパンのように爽やかな風味が楽しめます。

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ブリアサバランのクリーミーで爽やかな酸味にもピッタリです。

みなさんも、ぜひお試しください!

サンネクテールのマーブルマフィンに挑戦!

ボンジュール♪

みなさま、週末はいかがお過ごしでしたか?

この週末、がんばって「サンネクテールのマーブルマフィン」作りにチャレンジしました。

材料、作り方はこちら: http://www.fromagesdefrance.jp/rcp/saint_nect_02.html

まず、オーブンを温めておきます。

その間に、準備です。

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小麦粉など

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もちろん、サンネクテール、
ピスタチオも。

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オリーブオイルとグレープシードオイルも使います。

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そうそう、レシピに、「プティスイス」というのがあるのですが、手に入りにくいので
ヨーグルトを写真のように、コーヒードリップを使って水分を切って使います。

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たまご、牛乳を入れて、

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ビーツはよ~くゆでて、マッシュ。

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小麦粉、ベーキングパウダー、卵、オリーブオイル、
グレープシードオイル、牛乳、プティスイスを混ぜ、塩こしょう、

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生地を2等分して、片方にはビーツを、もう片方にはターメリックと
さいの目に切ったサンネクテールを入れて、

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カップに入れたら、八の字にまぜて、ピスタチオをトッピング。

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できあがり♪

焼きあがると、ビーツの色が鮮やかにキラッ
ボンナペティナイフとフォーク

マフィンといっても、ケークサレのように、甘くないマフィンです。

おいしいし、見た目目もきれい。
ピクニックやパーティー、朝食にもいいですよ音譜

基本的には混ぜるだけなので簡単です。

ぜひお試しくださいね!

ルブロションを使ったタルティフレット (オートサヴォア地方の郷土料理)

みなさま、はじめまして。

フロマージュ・ド・フランスは、「Cniel(全国酪農経済業種間センター)」が2010年12月にスタートさせたフランス産ナチュラルチーズのプロモーション・キャンペーンです。

ホームページ「Fromages de France」を開設し、パリ在住13年のライター・コーディネーター、角野恵子さんがフランスの食とライフスタイルを紹介する「フランスからフロマージュだより」、フロマージュの専門店を紹介する「今月のお店」、フロマージュの専門家にフロマージュの楽しみ方やをうかがう「プロに教わるフロマージュの話」、そして、フランスにゆかりのある方々のフロマージュにまつわるお話をうかがう「スペシャルインタビュー」の4つのコンテンツを週替わりで更新しています。

Fromages de France
http://www.fromagesdefrance.jp


本日は「スペシャルインタビュー」の更新日。

7年間にわたりフランスで暮らし、日本へ帰国後、刺繍作家として活動する高橋亜紀さんを訪ねました。

当日は、焼き立ての「タルティフレット」で私たちを迎えてくださいました。

高橋さんがおもてなししてくださった「タルティフレット」とは、フランス、オートサヴォワ地方の郷土料理。

ルブロション(フロマージュ)の製造者組合が「La péla」という伝統料理からヒントを得て、
1980年代にアレンジした「タルティフラ」というサヴォワ地方のジャガイモの銘柄が料理の名前の由来となっています。

高橋さんは「簡単につくれる、手抜きごはん」と謙遜されていましたが、
フロマージュの旨味が凝縮された、とてもおいしい料理でした。

みなさんもぜひお試しください。

材料とレシピをご紹介します。

【材料(6人分)】
ジャガイモ:4個
タマネギ:1個
ベーコン:70g
生クリーム:100cc
サワークリーム:大さじ3杯
ルブロション:200g
タイム(香草): 少々
塩 こしょう: 少々
バター、サラダ油: お好みで


【下ごしらえ】
ジャガイモは多めの塩で、"皮のまま"茹でる(これが大切!)。
皮を剥いて一口大にカット。
タマネギ ルブロションは大きめの角切り、ベーコンはアリュメット(棒状)に切る。


【さて、お料理します】
①フライパンにバターとサラダオイルをにのばし、中火~強火でベーコンとタマネギを炒める。
②少し焦げ色がついたら 弱火にしてジャガイモ 塩 こしょうを加えさっとあえる。
Fromages de France ~ Treat Yourself ~
③オーブン皿に②を盛りつけ、生クリーム、サワークリーム、ルブロションを広げる。
タイムをたっぷりとのせて、オーブンへ。



④220℃程度で20分ほどキツネ色になるまで焼きます。
Fromages de France ~ Treat Yourself ~


さあ、どうぞ、Bon Appetit!ナイフとフォーク
Fromages de France ~ Treat Yourself ~


そして、
高橋さんのアトリエには、かわいい小物がたくさんありました!

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すべてミニチュアですが、ちゃんと刺繍してあります

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わくわくするような、カラフルな刺繍糸

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刺繍スケッチも



高橋 亜紀 さんのプロフィール
Fromages de France ~ Treat Yourself ~
刺しゅう作家。2001~2008年、フランスに住み、刺しゅうを学ぶ。
現在は、NHK文化センター、人気のリネンショップ「リネンバード」、自宅アトリエなどで刺しゅうを教えるかたわら、
雑誌や書籍で作品を発表。フランスの人気刺しゅう作家を日本に呼び、ワークショップなども主催している。
著書に『刺しゅう図案帖―暮らしの中のアンティーク 』(日本ヴォーグ社)。
秋には高橋さんと行くフランス刺しゅうの旅が開催予定。新規書籍も準備中。
刺しゅう材料やキットを販売するサイト『jeu de fils』も運営。
URL: www.jeudefils.com