暗い海とバランス感覚。 | 広島県福山市地域活性化!楽遊会のなおきち(山田直樹)☆

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mixiコミュニティ「楽しい事大好きな遊ぶ福山人の会(楽遊会・らくゆうかい)の管理人なおきちのブログです☆
広島県福山市・尾道市・府中市等をアート、イベント、人、お店の力で活性化しようと日々動いております☆
まだまだ未熟ですがフリーでデザイン等もやってます◎

人知れず、人が恐くなってしまうときがあります。
原因があるときもあればないときもある。

暗い海の中に一人でいるような感じでさ
でも誰かに助けてほしいという感覚ではなくて
ひたすらそこに存在してる「なんでもないもの」に
なてただようだけなんだよね。

時間が経てばさ
自分を取り囲んでくれている水自体が
仲間や応援の言葉だったりするから
本当にわがままで自己中心的なことだとは思うけれど
そんなふうになってしまうことがあります。


自分の中に原因を求めるあまり動けなくなることもしばしば。
しかし、いいこともある。
こういう状態のときは思考が深くまで届きやすい。

動物が洞窟の入り口でただただ休んで傷を癒すように
自分も何者でもない動物となり癒えるのを待つ。


もともとが精神的に強い方ではなく
人は好きだけど同時に恐いものだという認識をもっているので
少しなにかあると家に閉じこもる。

なんて弱い生き物なんだろう。
吹けば飛ぶような存在になる。
だから家に帰って鍵を閉める。


いつも立場上マイナスなとこや弱い所は
出来るだけ見せないようにする。
そんなのを見て気持ちいい人なんていないからね。
垂れ流しにすることはない。

でも、時々こうして思考をまとめたくなるよ。
マイナスというか、ひどく暗い感情ではあるけれど
冷静ではある。

そんなときにさ、皮肉なもので
「生きてる」って感じるんだよね。
そんな感じ方望んではいないけどね。
息切れで苦しいくらい走っても
生きてることは感じる事が出来るのだから。


雨が降ってる。
雷も鳴ってた。
でも嫌いじゃない。

落ち着いた心の中では
怒鳴るような雷鳴も遠くの出来事。

ただただ守られた母親のお腹の中のように
他人事として外の音を聞いてる。


自分のことだけど、
運命をコントロールしてやろうなんて
おこがましい考えを少しでも持っているから
ダメなんだろうね。

起こる出来事を真っすぐに見て
呼吸を合わせ応対していく。
静かな心で半身になってギリギリでさばく。

ひどく静かな心の中では
些細な音も少し気になる。

こんな時は膝を抱えてじっとしているのがいい。
部屋の片隅で部屋の一部になるのもいい。


人と関わり自分でも知らず知らずのうちに
溜め込んでしまった「無意識」を
確認していく作業。

人間や世界の本質
猫と人間の違い
箱庭の完成度
自分という存在
プラスとマイナス

落ち着いた心で死んだ目でしか
たどり着けない思考がある。

長い間この感覚におそわれる事もなかったように思う。
確かに自分ではあるけれど、どこか他人のような感覚。

ただ、病んでるのだと言ってしまえばそれだけの話しだが
深く思考の奥に潜ることが出来る時間は貴重。


昨日からバランスについてばかり考えてる。
突き抜けようとしてんのにバランスの事を考えてる。
自分を継続していく為に大事だとは思うけれど
矛盾も感じる。

自分という存在は一人しかいないし
生まれたときから死ぬその瞬間まで一緒にいてくれるのは
自分自身しかいないんだよ。

誰もがそうだ。
生きてる間にうんざりするくらい出会いと別れがある。
別れを悲しむのにまた出会いを求める。
戸惑いながらも馴染み気付かないうちに終わりもくる。

何度こんな事を繰り返すんだろう。
最近別れがあったわけではない。
しかし、時々そう思う。
自分で出会いを作っているというのに。

人間とは矛盾の生き物だ。
だが、どちらも真実だ。
それを受け入れられない人は苦しむ。

だから時々こうして考える。
誰かの矛盾と自分の矛盾に対して。

考えるというより咀嚼するという感覚に近い。
もっと感じたい。
ありありと。


本当の自分を再確認し
深呼吸したらまた、いこう。

ドアを開けたらそこには例外無く
外の世界が存在してくれているのだから。