本当はね
伝えている以外に
全く違う言葉を持ってるんだよ
たくさん。
君が理解できないんだ
嫌いになりそうになる
嫌いになれたらって思う
嫌ってくれたらって…願う
その方が 楽だもん
病んでる君を見なくて済むし
傷つけない為の言葉を探さずに済む
本音を隠した偽りを伝えずに済む
君は 思考ばかりが大人すぎて
求める物は まるで子供だ
だから私は子供の機嫌をとるように
君が求める言葉を口にする
そうしなきゃ 君は壊れるんだろ?
泣くんだろ?
傷つくんだろ?
私の本音は 君を傷つける
それを知ってるのは私だけ
気づいてよ
影の言葉を きいてよ
私は君のこと
好きじゃないんだよ
大切だけど 好きじゃない
君の“好き”に応える度に
私はまた 嘘を重ねるんだ