幼児と関わる仕事をしていて、

猛烈に抱き締めたくなったり

不必要に撫で回したくなったりします。


可愛くて可愛くて。




でも、突発的にそうしないのは、

その子&親が

嫌かもしれない

からです。




例えば相手の見た目が

不清潔そうだったら?

性別が違ったら?

年齢が違ったら?

体型が違ったら?

言葉遣いが違ったら?

条件がひとつでも異なったときに

「私だったら嫌だ」

「我が子だったら嫌だ」

と思うことはしないように心がけます。




若い頃、

園児が口にチューしてくれるのを

私は受け入れて、

先輩教諭は「ほっぺにちゅ」を

推奨していて、

そんな中ある保護者に

ボソッと「え?くち?」と言われ

考えるべきだと初めて思いました。




母親になり、

嫌な親は嫌だし、

親が知らなければ

保育者として

お口はダメとか

チューはダメとか

何とでも言いようがあったのではないか?

と思います。


今だったら虐待とも扱われかねないことです。




スキンシップで愛情を伝える方法は

お手てタッチ

両手タッチ

頭よしよし

背中とんとん

肩や背中、手よしよし

お膝にだっこ

立ってだっこ

おんぶ

他にもいっぱいあります。





いっぱいあるということ、

「嫌なことは嫌と言う」こと、

お互いに嫌なところに触れないこと、

あのときの私自身の、

勉強不足では済まされないことがらを

今も反省しています。


また、そういう社会だったと言うのも

言い訳になりませんが、

社会が変わってきて

プライベートゾーンや

「嫌と言う」ことが

一般的になって良かったです。




プライベートゾーン

(お口と、下着でかくれる場所)は

触らない&人に触られないように。

他のところも

嫌だと思ったら

言って良いんだよ。


病気の時など

どうしてものときはあるけど、

「嫌だな」って思ったら

伝えて良いんだよ。


お父さんやお母さん、

先生、お医者さん、

きょうだいやおともだち、

年下の子でも、

「嫌だな」って感じたら

伝えて良いんだよ。




自分の身を守ることも

ちゃんと、身に付けられるよう

私も日々勉強していきたいと思います。





メリークリスマス