お友だちに相談されました。
「出生前診断をするか」
40代。
生まれてくる子が
ダウン症を始め
特別な子である可能性が、
若いママより高いです。
お友だちには、
私の話と育(障害)児の話をしました。
私は妊娠当時23歳でしたが、
受けるか考えました。
もし早くわかれば
早く対策ができるからです。
産まない選択肢は、
どっちみちありませんでした。
そして、検査には
母体にもベビーにもリスクが
ゼロではなかったので、
「産まれてからで良いや」と思い
受けないことを決めました。
産まれてみたら、
ダウンじゃないけど聞こえませんでした。
私には
「どっちでも良い」ことでした。
五体満足でも良いし、
聞こえなくてもダウンでも
良いと思っていたし、
当事者になってもなおそう思いました。
なんでどっちでも良かったか?
知っていたからです。
ダウン症の子や聞こえない子、
その他の障害児やその親を。
当事者になって、
「じゃあ、この人、
24時間テレビで泣いてたのはなぜ?」
と思うような不思議な人にも気づきましたが。
私がお友だちに伝えたのは、
「障害っていっぱいあって、
ダウンだけじゃないよ?
もし、ダウンだったらおろすってことなら、
検査するのに賛成はできないけど、
そういう選択もあるんだと思う。
だけど、ダウンじゃなくて、
産んで、他の障害だったら?
うちの子は聞こえないくらいだから
マシに思えるかもしれない。
でも、もっと重い障害や、
Youが求めている遊びや過ごし方が
できない障害もあり得る。
そしたら、どうする?
を可愛がってくれてるじゃん?
私が、聞こえないから捨てるって言ったら
どう思う?」
You「絶対捨てないじゃん」
私「私は、多分、ダウンでも他の障害でも
捨てない。でも、今、がいないってこと。
18年前からいないから、
当たり前に、この世にがいないってこと。」
私は、想像して泣いちゃって、
Youちゃんもつられて?泣いちゃって、
「責めてるんじゃないよ?」って
言い終わる前に「わかってる」って言われて、
私「それが、でも、
見たこと無いベビーでも、
私は考えただけで涙が出ちゃう。
大変なこともあるけど、
それは、健常児でも同じだと思う。
私に出きることは、
Youベビーが障害児でもそうでなくても
お手伝いするよ?」
これから、色々な障害について
Youちゃんと勉強していくことにしました。
知ることで
怖くなくなることって
いっぱいあります。
出生前診断の是非や
堕胎の是非ではありません。
考えること
知ることが、
ママ・プレママの支えになること、
いっぱいあると思います。