この夏休みに、


スマホを没収される経験をしています。
二人ともスマホやゲームを
没収されるのは何回目か、です。
先日ある保護者から
「スマホ没収は家庭内暴力に繋がる」
「スマホ没収は保護者の権利ではない」
「越権、プライバシーの侵害、犯罪」
そんなお話を聞きました。
多分、我が子たちは
納得して決めたルールに従って
いかに違反したか納得して
話し合った上で
差し出させていますが、
不満そうではあります。
何度親から没収されても、
ルールを破ることがゼロにもならず、
学びや身に付くのは牛の歩みですが。
例えば日頃から
スマホ使いすぎじゃないの?
あとちょっと
(数時間後)
いい加減にしなさいよ!
今やめようと思ってた!
(同じことを繰り返して)
もうだめ!没収!
これでは、もしかすると
子どもは納得しないかもしれません。
昨日と何が違うのか?
「没収」となった経緯がわからず
「急に」となるかもしれません。
例え前日に
もうっ!そんなことじゃ没収するよ!
はいはい
(翌日)
ほらまた!もう没収するよ!
はぁい
と、一見話し合ったようでも、
納得しないかもしれません。
「はい」と返事をした
からと言って
納得・承諾したとは限らないからです。
簡単に言えば、
相槌や受容だけかもしれないのです。
つまり、「ふーん」です。
これ、保護者でも理解の難しい方が
割りといらっしゃるのですが、
例えば親も、
お母さんなんか嫌い!
はいはい。
もう出ていってやる!
はーい
なんて、売り言葉に買い言葉なんてこと
ありませんか?
これ、家出を了承したわけではないし
本当に帰ってこなかったら多分心配します。
日常的にこの会話が繰り返されていたら、
尚更だと思います。
これは、信頼関係のようなもので、
互いに「脅し」や「冗談」の
共通認識のもとに成り立ちます。
お互いに思い込みであり、
お互いに思い込みに気づかず
お互いに感覚がずれていて
お互いに押し付け合おうとすると
「失敗」に至ることが
あるかもしれません。

依存に近づいている気がします。
「スマホを持たせて欲しい」が
モチベーションになれば良いのですが、
いつまでもスタートラインに
立てずにいるようです。
持たせることが吉と
全く思えない以上
違う方法を模索しています。
とりあえずスマホに関しては、
「スマホ没収は家庭内暴力に繋がる」
↓
今のところ暴力には出ていません。
「スマホ没収は保護者の権利ではない」
↓
スマホは保護者の持ち物であり
没収という形は約束の上で
貸与しなくなっただけの話で
当然の権利です。
「越権、プライバシーの侵害、犯罪」
↓
内容については、
基本的には見ませんが、
使い方次第で疑わしい場合には
きとんと管理する目的で見ますし、
本人の立ち会いの下です。
お話を聞いて、
体罰や厳しい叱り方を
虐待だ犯罪だと言い
因果応報とも言える当然の顛末に
プライバシーだ犯罪だと言う
このバランスの悪さは、
社会によって育てられた
知識・情報・経験・思考等の
バランスの悪さだろうと思いました。