子どもの食を考えたときに
なんでも食べてほしい
と思う方は多いかと思います。
私があまりお魚好きではないです。
必然的に食卓に上がる頻度が
少なくなります。
比例して子どもは食べ慣れないので
あまり好きになれません。
何でも食べていた
(年長)が

エビを嫌いになった日のことを、
はっきり覚えています。

エビフライとか好きでしたし、
食べ物に難色を示したことが
ほぼ無かったのに、
私が、ボーッとして茹ですぎた
硬~いエビをそのまま
ビーフンにして出しました。
そのときに
「エビ嫌い」と初めて言いました。
その後、ちゃんと柔らかくしても
お店でも、エビフライでも、
好んで食べません。
あれから10年くらい?
「食えっ!」って言えば
食べないわけではないですが、
好んで食べません。
幼児期には、味覚が発達して、
好き嫌いが出てくることも
あります。
トラウマみたいなシステムで
「嫌い」になることもあります。

ずっと続いています。

(小6男子)は
お魚が大好きです。
3歳のときに


と、答えたほどです。
でも、お魚のお味噌汁は
あまり好きではありませんでした。
私が料理下手なのでしょう。
知っている漁師さんが、
丁寧~っにアク取りをした、
下茹でもしたのかな?
澄んだ魚のお出汁のお味噌汁、
確かに美味しかったです。
その日から、

になりました。
「作って」って言われますが、
そもそも魚のアラなんてわざわざ買わないし
お魚を丸のままも買わないし、
貰ったら作るけど...ねぇ?

そして、アクを取っていなかったり
白だしでごまかしたりすると、バレます。
漁師さんって、お魚の
美味しい食べ方をよくご存知です。
- 美味しいものの一番美味しい食べ方
- 嫌いな人が美味しく食べられる食べ方
- やや味が劣るものの美味しい食べ方

(中2女子)が
お刺身好きになったのは、
鰹のタタキからでした。
私は、たまねぎで臭みを取ったり
生姜、にんにく、ネギの
薬味とお醤油で食べる方法しか
知りませんでした。
漁師さんは、
「子どもはたまねぎも薬味も嫌い」だと、
醤油マヨネーズで
食べさせてくれました。
私が食べても、確かに美味しくて、
でも、邪道な気もしました。
子どもたちは美味しそうに
バクバク食べていました。
当たり前のように薬味しか
思い付きませんでしたが、
確かに薬味もそもそも
魚本来の臭みを消すものです。
理にかなっていると思いました。
サーモンとか脂の乗ったお魚は
子どもたちの人気も高いです。
マグロでも
赤身が好きだったりトロが好きだったり、
我が子の好きな魚や調理法も
それぞれです。
子育ての引き出しに、
農家さんや漁師さんの持つ
【食】の引き出しが増えて有り難いです。
調理のプロや保育のプロ
栄養のプロや保健のプロ...
色んな方と関わりますが、
完全プライベートで関わる
【食材のプロ】の知識も、
とっても役立ちます

マヨネーズとどうぞ
