この日のエールを観ていて、音の気持ちが痛いほどよく分かる気がした。


物語の中で、音は大役を掴んだのに急な妊娠がわかって降板を決意する。



なぜ、急に子供ができると我慢して謝るのは女性ばかりなんだろう、

と私自身も感じた事を思い出して涙が止まらなかった。



エールの話の中で言えば

大事な役があるなら、徹底して避妊して妊娠しないというのもプロの務めだし、


昔の時代だとしても年上の夫が妻の体を守ってあげるべきだったんじゃないかと思ってしまった。



妊娠を機に親になるという事実は男女どちらも同じだけど、

才能が伸び盛りの若い女性にとって、

つわりに耐え、仕事も勉強もセーブして、

腰痛や体の変化に耐えることは相当きつい。


私は、妊娠期間が突然やって来たから戸惑いばかりで、最初のころ嬉しい気持ちは殆どなかったような気がする。

その事自体を、後から悲しく思った。



妊娠がわかって何もかも急に変わった時の、本当に本当に辛かった気持ちをとても鮮明に思い出した。

あの時、女性しか妊娠できない限りは男女は永遠に平等にはなれないと思った。


その位、妊娠出産に伴う女性への負担は大きい。



今の世の中でも、まだまだ妊娠中の女性への理解は行き渡っていない。


もっともっと生命が尊重されるように、

男性中心の社会が変わる必要があると思った。