
春の日差し
成仏(せいぶつ)が
芽を醒まし
息を巡塊する
火の鳥と
銀の竜の
金卵
翼の生えた
獣を隠す化粧
神が創った雄
神が創った獣
口にした
禁断の密
愛を此(し)った
禁断の心
海の痛み
子(し)の還元
呪いを説いて
この世界…
偉大なる父
高原から
子を斬り墜とす
悲しい血
産みの母
字極(じごく)に廻り
流れた哀血
舐めて治す
籠の中
呪文のように
響く子守歌
愛と憎しみ
紙一重
岩石で蓋をする
うつし鏡

亞とは
絶望の間から
生まれるのかも知れない
血を流し争う
人間といふ成仏(せいぶつ)
『呪』何故?
「兄」+「口」なのかな?
『流』
「さんずい」に
「子」を逆さまにして
「川」と書くそうです
成仏(せいぶつ)とし
生まれ変わりたい…
成仏(じょうぶつ)すれば
二度と生まれ変わらない
理解できない詩ですみません
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