YouTube『強い子』より
ある難病の少女がいました
頭や体のあちこちに
器具がとりつけられ
見るに耐えないような姿
「自分のせいで難病に生まれて来た」と
悲しんでいる母親に少女はこう言った
「どうして私が難病になって
生まれてきたかわかる？」
母親は答えることが
出来ませんでした
黙っている
母親を見て話し始めます
「神様は、産まれる前に
一つだけ
をくれるの」「足が長いとか、格好いいとか
お金持ちがいいとか…」
「みんな
を貰うために並ぶんだよ」「私の番が来た時、神様の後ろの棚に
別の袋があるのを見つけたの」
「その中に入っている
は何？」「そうしたら、神様はこう言った」
「これは難病っていう
で…とてもツライ思いをするから
本当に強い子にしか、あげられない」
「神様に尋ねてみたの」
「でも誰かがもらわなきゃ
いけないんでしょう？」って
「そうしたら神様はうなずいたよ」
「誰かがもらわなきゃいけない
なら私にくださいm(_ _)m」と頼んだ
「だって、ツライ思いをしなきゃ
いけないなら、私の方がいいもん」
「だからね、私は難病だけど
他の子より強い子なの」
「私は自分で選んだ
を貰って生まれてきたんだよ」
「ママ、強い子に
生んでくれてありがとう!!」
母親は涙が止まらなかった
それ以来
泣くことはなくなった
大好きなママ
悲しまないで
神様に頼んで
生まれて来たの
ママなら一緒に
耐えてくれると
信じて選んだの
誰にあげようか
神様は悩んでた
誰かが貰わなきゃ
いけないなら…
強い私が貰うの
当たり前でしょ
ママのせいじゃない
代わってやれなくて
大丈夫だよ
一番強い子だから
神様から頂いた
大切な使命なの
二人三脚で
歩む難病の道
大好きなママ
ありがとう…
生まれてこれた事
とっても幸せだよ
詩/奈透き 真実
｢痛いでしょ？｣と聞かれても
｢痛くない｣と答え
｢眠れないでしょ？｣と聞かれても
｢よく寝られるよ｣と答え…
母親が帰ると｢痛い､痛い｣と
泣き出し、一晩中うめき声が
聞こえていたそうです
彼女は童話が大好きで
母親を励ましたくて
書いた話らしいですが…
産婦人科医の池川先生の
研究されてる
『雲の上から』
胎盤の中での記憶がある
子供達の話に
繋がる気がした
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