
あの時の涙
あの時の別れ
いつしか
失った恋
苦しみの
山超え
繰り返しの
迷路脱出し
夢中で
もがいた
涙で霞んだ
夜道
痛む傷は
時期
和らぐ
残った傷跡は
大事に
愛した証
今日があるのは
あの日
別れ道を
泣きながら
駆け抜けたから

冬がすぐ
そこで
寒さと共に
待ちかまえてる
寒さで心
凍えないように
ひとりでも
暖かい毛布に
くるまって
温かい
笑顔のスープ
飲みながら
芯まで
温もれる
人の想い…
いつでも
一晩中
心の灯り
ともし続けて
弱火な
ありきたりな
温度で

ずっと長く
月の綺麗な
夜空
ひとりが
好きなのに
時に
恋しくなって
ふと
淋しくなる夜に

傷のひとつや…
ふたつ…
誰でもが
乗り越えて来た
険しい道
嫌でも
逃げられない
今
嫌でも
生きないといけない
今
今日は
もう
明日には
過去となる
