「すき」
軽い2文字に
揺らめきながら
逸らした気持ち
心が見つめてしまう
いつもの元気で
楽しそうなら
ほっとして
穏やかに戻れる
そんな一瞬の
安心感が日課のよう
「淋しい」
そんな3文字に
負けそうになって
ひとり灯す火
淋しさに吹かれ
恋しい恋しいって
肌寒くなった秋
上手く一定に
保てない温度差だけ
淋しさを埋めるため
貴方を求めてしまう
「ぬくもり」
痛むのは…
淋しがる我が想い
恋しいのは…
あったかかった過去
ごめんねごめんね
意地だけが通せんぼ
冷め切った雫
ひとり温めなおす
虚しさが沁みる
醒めない弱さにて


錯覚することがある
せっかちに生きて
安定した静けさ願い
駆け抜けてた日々
親離れしてく我が子
気持ちと時間の余裕
贅沢な寂しさと感じる
忙しく過ぎ去った時は
色んな困難飛んできて
悩む余裕もなかった…
