こんにちは
福岡市南区老司のfrom nil 音楽教室
手嶋美代です
福岡はまだ開花宣言
していません
初夏に向けて体力をつけなければと思う
今日この頃です。
生徒さん達が
ピアノを始めて習った時の気持ち
どんな気持ちだったのでしょうか?
特定の生徒さんのお話しではありませんが
いろんな生徒さんの言葉を盛り込んで
物語を作ってみました。
❊名前「サチ」は、仮名です。
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「ド」からはじまる物語
1年生のサチが、はじめてピアノにすわった日、
ふわふわした気持ちで
黒と白の鍵盤をながめていると
先生がそっと隣に座って言いました。
「さっちゃん、2つの黒いかたまりの上に
チョキ✌️を置いて、ゆっくり指を開いてごらん
お父さん指の下にある白い鍵盤をそっと押してみて」
ポン![]()
たったひとつの音なのに、サチの胸はじーん
としました。
なんだかピアノが「こんにちは」って言ってくれた
みたいで思わずにっこりしてしまいました。
「これが『ド』っていう音だよ」と先生が教えてくれました。
最初のうちは「ドレミ」を上がったり下がったり
繰り返し練習する日が続きました。
まえから習っているお友達は、もっと
かっこいい曲を弾いているのに、
自分だけ「ドレミ」で、サチは少しだけ
つまらなくなることもありました。
でも、ある日お母さんが台所から声をかけて
きました。
「サチ、今の演奏すごくきれいだったよ」
サチはびっくりして、もう一度同じように
弾いてみました。
…たしかに、まえと違う気がする
どうしてだかわかんないけど…
「うまくなってる!」
そう気づいた日から、ピアノを弾くのが
楽しくてたまらなくなりました。
それから季節が何度か変わりました。
発表会の朝、サチはドレスを着て
鏡の前に立ちました。
ちょっぴり怖いけど、それより
もっとワクワクしていました。
ステージに出ると、たくさんの人がこちらを
見ていました。
でも、サチは深呼吸して、鍵盤にそっと
手を置きました。
最初の音は、もちろん「ド」
一音一音、心を込めて弾いていくと
会場がシーン…と静まりかえりました。
最後の音が消えた瞬間、
大きな拍手がわきおこりました。
客席を見ると、お母さんが目をうるうるさせながら
笑っていました。
サチもなんだか目がじんわりして
きました。
「ドから始まったんだよね」と思いながら
サチは(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)ペコリ。:.゚ஐ⋆*と、
おじぎをしました。
習いはじめはいつも「ド」から始まります。
そして、その小さな一音から紡がれた物語は
弾くたびに、少しずつ、
大きく豊かになっていくのです。








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