abs-cbn news(http://www.abs-cbnnews.com/nation/12/01/10/aquino-booed-students-protest-suc-budget-cuts)
によると、今日午後、学生による“国立大学に対する政府予算カット”に反対するデモ行進がケソン市で行われ、テクノハブに入っていこうとしたアキノ大統領の車の一行を妨害しようとしたそうだ。ロンドン、ローマにつづき、マニラも、、と思ったが、よくよく記事をよむと、提示された予算案からカットされるといっても、昨年よりは約20億ペソの増額。カットされるのは下院が提出した、新しい建物の建設費としての10億ペソのみ。政治家以外の人々が政治参加に積極的な点は日本も見習うべきかと思う。なぜこれほど動員が盛んなのか不思議。一方でこれだけデモ行進や反対運動があればどんな政権でも立ち行かなくなってしまうのではないかと思う。
ここ、マニラでは雨が降ると、いろんなことが起きます。

昨日も、午後から雨が降りましたが、生憎夕方には小雨になってしまったので、授業のために学校に向かいました。ところが、教授は交通渋滞に巻き込まれていたので、1時間経過しても教授がこなければ休講。あえなく、クラスメートと情報交換して解散しました(この情報交換が唯一、有意義な時間でした)。

そして、ジープニー(15-20人のりの小型バス)にて帰宅途中、大学と自宅との中間地点にさしかかるころ、いやな予感。。。。雨は数時間前から小康状態なのに、そして普段は全く渋滞する場所ではないのに、なぜか渋滞です。一行に車の列は動きません。車


さらにジープニーの運転手さんから、全員隣のジープに移動するよう言われ、降ろされてしまいました。そして、移動先のジープの運転手さん:「あんた達、やつに騙されたんだよ、あの運転手は渋滞の中運転するのが嫌だから、あんたたちを降ろしたんだ。代金払ったって俺のジープには乗せないぜ!」

そんな~('A`)普段はぎゅうぎゅうに乗客を詰め込むのに、乗車拒否されるなんて。。。。
他の乗客も一緒に文句を言ってくれたので、なんとか乗れましたが、(こういう、助け合いのようなフィリピンの人間の優しさは好きです。)チョビチョビとしか車の列は進みません。



ついに車の列は動かなくなったので、結局ジープをおりました。自宅まで、どれだけ遠いのか知らないけど、今日は「災害時帰宅訓練」のごとく歩行者がいるので、歩くことにしました。
テクテク1時間。自宅着。


後ほど、フィリピン人の友人と話していると、彼女は雨の日は家から出ないそうです。もしかして、教授も自宅待機していたのかも。。。。