はじめまして。
とある大学医学部で
教授秘書として働いている
きの子と申します。
私が仕えるボスについて、当ブログでは
P大医学部の鳥待教授(仮名)
と呼ぶことにいたしましょう。
一応言っておきますが、仮名ですよ。仮名。
わたしの仕事は
鳥待教授室の秘書。
秘書といえば聞こえはいいけど
平たく言えば雑用係です。
大学と病院を舞台に
ありとあらゆる業務をこなし
しかも日々、期日に追われまくるという
マルチタスク地獄(注:私の場合です)。
医学部教授は
附属病院の診療部長でもあるので
秘書の仕事の範囲は、大学学務だけでなく
病院の医局業務にも及びます。
医局にも秘書(事務員)さんが
いるのですが
その業務の分担はかなりグレー。
医局の先生方から
理不尽な仕事を頼まれることも度々あり
日々、モヤモヤとバタバタの連続です。
(なんならイライラも…)
さらに、
外部の関連病院との調整
医療機器や製薬メーカーへの対応
医学系出版社との原稿のやり取り
学会の理事や代議員関連の業務
厚生労働省や文部科学省から依頼される任務
などなど
学外・院外とのやり取りも多く
やってる傍から新たな仕事が降ってきて
それが根雪のように積もってゆく…
(雪解けは永遠に来ない)
そんなディストピアな様相を
呈しています(注:私の場合です)。
ただし、こういった事情は
仕える教授のキャラクターや
学内外での立場や
それに伴う業務量によって
大きく違ってくるのかもしれません。
あくまでも
わたし個人の経験談となりますが
このブログでは、
同じようなお仕事を探している人に向けて
入ってみないとわからない
医学部や医局や大学病院の実態を
お伝えしていきたいと思います!