自分は野球ファンで、野球界に身を置く者です。
でも・・・野球人である前に一人の人間であり、東北出身者です。
今回のプロ野球を巡る問題には深く心を痛めましたし、
東北地方に残る傷跡と共にいつまでも心に残るでしょう。
プロ野球。
いったい何なのでしょう。
野球でありながら、単なる野球ではいられない。
人々の娯楽であり、希望であり、夢である。
経済活動であり、支援活動であり、宣伝活動である。
様々な問題が入り組んでいる今回の問題。
大切なのは短期的、長期的な目標。
それを達成するために何が必要か?
何が問題なのか?
今こそ生産性の無い感情論を振り回すのを止めて、
客観的に冷静な分析と判断が必要な時期だと思う。
選手も球団も、野球をすることに異存はない。
ただ目標に違いがあるように見える。
目標、つまり選手と球団がどこに価値観を置いているか、だ。
お互いのゴールは「野球をすること」で一致しているのだから。
短期的に考えた場合、
プロ野球界は今直面している問題をクリアすることが必要。
思いつく問題点は、
①エネルギー(電気)
②安全性
③倫理観
といったところではないかと思う。
①に関して言えば意外とシンプルだ。
例えばプロ野球の試合を行う場合、多くの電力が必要になる。
ナイターに関しては説明はいらないと思うが、
意外に知られていないのはデーゲームではないか。
ライトを使わない、というだけで「電気を使わない」訳ではない。
球場内やコンセッション、事務所やクラブハウス・・・
現在の東京電力を考えれば試合自体を行う事が難しい。
これは選手や球団がテレビで話すところの「難しい」とは異なる。
彼らが論点にしているのが③の倫理観に思えるからだ。
①は単純に、「試合をするためのエネルギーが足りない」ことになる。
②はみんなの共通認識であるのに話題にならないところ。
首都圏で言えば東京ドームや神宮球場など、
プロ野球興行の経験がある球場の方が安心はできる気がする。
スタッフも球場運営の知識がある。
緊急事態への備えもあるはずなので、
地方球場で興行を行うのと異なり、
1からマニュアルを作成する必要も無いだろう。
しかし、だ。
横浜スタジアムでさえ地震が起きたときの対応が完璧だったとは言えない。
その場にいた自分はそう感じた。
仮にチャリティーマッチを行うとして、
多くの人が訪れた球場のデーゲームで、
もし万が一、また大きな地震がきたら・・・?
対策は本当に万全なのだろうか?
それとも3月25日までには万全の状態になっているのだろうか?
もしもデーゲームでも試合を行うのであれば、
災害対策、治療や医療設備、緊急避難路や緊急避難マニュアル・・・
本当に、本当に大丈夫なのだろうか?
これらのリスクマネジメントがなされていない状態では試合は行えない。
③は・・・答えを出す事が困難だと思う。
倫理観は人それぞれなので。
選手と球団がぶつかっているのはここだと思う。
セリーグは経済活動を継続・促進させることをとった。
選手は被災者の方々の気持ちを優先した。
どちらも正解だと思う。
が、これは議論すべき題材ではない気がして仕方が無い。
みんな野球をすること事態には賛成しているし、
経済活動が悪い事だとは思っていない。
チャリティーも行えるし、ポジティブなメッセージも発信できるだろう。
一方で、被災者の気持ちを無視する事には誰も賛成していない。
みんなが心を痛めている。
が、一方ではプロ野球を心待ちにしているファンもいる。
ただ、人によってどこに重点を置くかが違っている。
それだけの事だと割り切らなければいけないのではないか?
「みんなが同じ想いだ」という事実が大切であって、
現時点では感情論を述べても残念ながら生産性が無い気がする。
こうして考えてみると、
①では単純にエネルギーの問題から、
ナイターもデーゲームも東電管内では試合が難しい。
たぶん、電車などアクセスにも影響がでるのではないか?
②では安全性の確保も現時点で本当に万全なのか疑問が残る。
例えば電気の問題をクリアするために地方でデーゲームをする。
アクセスが悪ければ集客が減り、義援金(売上)は上がらず、
一カ所に多くの人が集まる場所での安全性確保が難しいとなると・・・
どうだろう?
試合をする意味が薄まってしまうのではないか?
③では倫理観の違いは埋まらない、と個人的には思う。
被災者やファンの気持ちを考え、
野球ができる状態であれば野球をする。
この最もシンプルな目標さえ統一できれば十分だろう。
①、②を考えると・・・
やはり今は③の「野球ができる状態」ではない。
いや、その状態なのかどうかが分からない、だろうか?
であればやはり開幕を急ぐ理由は無い気がしてくる。
みんなが漠然と「セリーグの決定はおかしい」と思うのは多分、
「結局お金稼ぎか」とか、「結局誰かの言いなりなのか」とか・・・
感情的な部分が多いからなのではないか?
少なくても自分はそうかな。
はっきりとした問題点を挙げて、解決策について話し合う。
これが今、プロ野球界に必要とされているプロフェッショナリズム。
野球選手なんだから野球をやるべき、というのはTPOを弁えてこそ。
でなければ単なる「エゴ」だと思う。
逆にプロ野球が野球をしないのは確かに間違っている。
例えそれが「被災者の気持ちを考えて」の事であっても、です。
ただ選手会は野球をしない、とは言っていません。
今はその時期じゃないと言っていました。
この点には賛同します。
少なくても上で述べたような問題点を解決するまでは、
やはり野球をする状況が整ったとは言えない気がするからです。
総合して考えると、
セリーグの決定より、選手会の主張の方が支持できる。
急いでシーズン開幕、よりも準備を整える意味での開幕延期。
これが個人的にしっくりくる。
「問題点」を明確にして「解決策」について話し合いを進める。
単純だけど難しい事です。
でも柔軟に迅速に、的確に判断を下すためにがんばって欲しい。
まだプロ野球界に希望はある、そう信じています。
でも・・・野球人である前に一人の人間であり、東北出身者です。
今回のプロ野球を巡る問題には深く心を痛めましたし、
東北地方に残る傷跡と共にいつまでも心に残るでしょう。
プロ野球。
いったい何なのでしょう。
野球でありながら、単なる野球ではいられない。
人々の娯楽であり、希望であり、夢である。
経済活動であり、支援活動であり、宣伝活動である。
様々な問題が入り組んでいる今回の問題。
大切なのは短期的、長期的な目標。
それを達成するために何が必要か?
何が問題なのか?
今こそ生産性の無い感情論を振り回すのを止めて、
客観的に冷静な分析と判断が必要な時期だと思う。
選手も球団も、野球をすることに異存はない。
ただ目標に違いがあるように見える。
目標、つまり選手と球団がどこに価値観を置いているか、だ。
お互いのゴールは「野球をすること」で一致しているのだから。
短期的に考えた場合、
プロ野球界は今直面している問題をクリアすることが必要。
思いつく問題点は、
①エネルギー(電気)
②安全性
③倫理観
といったところではないかと思う。
①に関して言えば意外とシンプルだ。
例えばプロ野球の試合を行う場合、多くの電力が必要になる。
ナイターに関しては説明はいらないと思うが、
意外に知られていないのはデーゲームではないか。
ライトを使わない、というだけで「電気を使わない」訳ではない。
球場内やコンセッション、事務所やクラブハウス・・・
現在の東京電力を考えれば試合自体を行う事が難しい。
これは選手や球団がテレビで話すところの「難しい」とは異なる。
彼らが論点にしているのが③の倫理観に思えるからだ。
①は単純に、「試合をするためのエネルギーが足りない」ことになる。
②はみんなの共通認識であるのに話題にならないところ。
首都圏で言えば東京ドームや神宮球場など、
プロ野球興行の経験がある球場の方が安心はできる気がする。
スタッフも球場運営の知識がある。
緊急事態への備えもあるはずなので、
地方球場で興行を行うのと異なり、
1からマニュアルを作成する必要も無いだろう。
しかし、だ。
横浜スタジアムでさえ地震が起きたときの対応が完璧だったとは言えない。
その場にいた自分はそう感じた。
仮にチャリティーマッチを行うとして、
多くの人が訪れた球場のデーゲームで、
もし万が一、また大きな地震がきたら・・・?
対策は本当に万全なのだろうか?
それとも3月25日までには万全の状態になっているのだろうか?
もしもデーゲームでも試合を行うのであれば、
災害対策、治療や医療設備、緊急避難路や緊急避難マニュアル・・・
本当に、本当に大丈夫なのだろうか?
これらのリスクマネジメントがなされていない状態では試合は行えない。
③は・・・答えを出す事が困難だと思う。
倫理観は人それぞれなので。
選手と球団がぶつかっているのはここだと思う。
セリーグは経済活動を継続・促進させることをとった。
選手は被災者の方々の気持ちを優先した。
どちらも正解だと思う。
が、これは議論すべき題材ではない気がして仕方が無い。
みんな野球をすること事態には賛成しているし、
経済活動が悪い事だとは思っていない。
チャリティーも行えるし、ポジティブなメッセージも発信できるだろう。
一方で、被災者の気持ちを無視する事には誰も賛成していない。
みんなが心を痛めている。
が、一方ではプロ野球を心待ちにしているファンもいる。
ただ、人によってどこに重点を置くかが違っている。
それだけの事だと割り切らなければいけないのではないか?
「みんなが同じ想いだ」という事実が大切であって、
現時点では感情論を述べても残念ながら生産性が無い気がする。
こうして考えてみると、
①では単純にエネルギーの問題から、
ナイターもデーゲームも東電管内では試合が難しい。
たぶん、電車などアクセスにも影響がでるのではないか?
②では安全性の確保も現時点で本当に万全なのか疑問が残る。
例えば電気の問題をクリアするために地方でデーゲームをする。
アクセスが悪ければ集客が減り、義援金(売上)は上がらず、
一カ所に多くの人が集まる場所での安全性確保が難しいとなると・・・
どうだろう?
試合をする意味が薄まってしまうのではないか?
③では倫理観の違いは埋まらない、と個人的には思う。
被災者やファンの気持ちを考え、
野球ができる状態であれば野球をする。
この最もシンプルな目標さえ統一できれば十分だろう。
①、②を考えると・・・
やはり今は③の「野球ができる状態」ではない。
いや、その状態なのかどうかが分からない、だろうか?
であればやはり開幕を急ぐ理由は無い気がしてくる。
みんなが漠然と「セリーグの決定はおかしい」と思うのは多分、
「結局お金稼ぎか」とか、「結局誰かの言いなりなのか」とか・・・
感情的な部分が多いからなのではないか?
少なくても自分はそうかな。
はっきりとした問題点を挙げて、解決策について話し合う。
これが今、プロ野球界に必要とされているプロフェッショナリズム。
野球選手なんだから野球をやるべき、というのはTPOを弁えてこそ。
でなければ単なる「エゴ」だと思う。
逆にプロ野球が野球をしないのは確かに間違っている。
例えそれが「被災者の気持ちを考えて」の事であっても、です。
ただ選手会は野球をしない、とは言っていません。
今はその時期じゃないと言っていました。
この点には賛同します。
少なくても上で述べたような問題点を解決するまでは、
やはり野球をする状況が整ったとは言えない気がするからです。
総合して考えると、
セリーグの決定より、選手会の主張の方が支持できる。
急いでシーズン開幕、よりも準備を整える意味での開幕延期。
これが個人的にしっくりくる。
「問題点」を明確にして「解決策」について話し合いを進める。
単純だけど難しい事です。
でも柔軟に迅速に、的確に判断を下すためにがんばって欲しい。
まだプロ野球界に希望はある、そう信じています。