2012年10月22日
Boston在住の日本人ベンチャーキャピタリスト古賀洋吉さんとお会いしてきました。
僕がこの1年間憧れ続けていたお方。
キッカケはTwitterからでした。
このやり取りの後も終始いじられ続けましたが、ダメもとでメールをお送りしたところ、なんと直接お会いできることに。
古賀さんのプロフィールは本人のblog「愛の日記」にまとめてあったため、そのまま以下に抜粋します。
古賀 洋吉 (こが・ようきち / Yokichi KOGA / Yo KOGA)。
ボストンのベンチャーキャピタルであるGlobespan Capital Partnersで勤務中。会社がつくってくれた自己紹介はこちら。ベンチャーやイノベーションが大好きなのでそんなことばかりやっています。
1975年、東京生まれの東京育ちだが、観光気分で今はボストン在住。
学歴: 100年の歴史で唯一の明治大学卒・ハーバードMBA卒として最低ライン更新。
経歴: 日本では学生時代にベンチャー立ち上げと、新卒で戦略コンサルティング。シリコンバレーではモバイルベンチャー。ボストンではベンチャーキャピタルとカーシェアリングサービスの仕事。人の役にたつわくわくするようなイノベーションを世界に広げるのが僕の仕事です。
家族: 奥さんと息子(2008年うまれ)と娘(2011年うまれ)の4人暮らし!
モットー: できなそうなことからやる。
趣味: 人生。
生きがい:何かをクリエイトすること。
当日は、アメリカ市場で起業することの難しさや古賀さんが興味を持っている市場、古賀さんの尊敬される方についてなどざっくばらんにお話頂きました。
以下、会話の内容を対談形式で書いていきます。
-今日はお時間を頂きありがとうございました。正直断られるかと思ってました。笑
リプライを見た時から会おうとは決めていたけど、いじりがいがあると思ってわざと嫌そうにしてたんだよね。
-な、なるほど。正直、美女世界地図どうですかね?
ネタ的には面白いんじゃない?男は基本的にアホだし。
こういうアホなことをやる若者がもっと増えると良いですよね。
-お褒めの言葉ありがとうございます!さっそくですが、いくつかご質問させて頂いてもよろしいでしょうか?
はい、いいですよ。
-将来的にアメリカでのビジネスに興味があるのですが、具体的にアメリカで法人を設立してビザを発行するためにはどうすれば良いのでしょうか?
起業家としてビザを発行したいなら、主に2つの方法があります。
1つはゼロベースでアメリカから起業をして自分にグリーンカードを発行する方法。ただしこれは資金調達等に関する制限があるので現実的には厳しい。ビザが目的で起業するぐらいならアメリカ人と結婚してアメリカ国籍になった方が楽ですよ。
現実的には、数年間のスパンで考えて学生ビザとかの別のビザで入国し、就職してグリーンカードを取得した後に起業するのが理想じゃないですかね。
-ゼロベースは相当厳しそうですね。もう一つの方法はなんですか?
もう一つは日本でビジネスを成功させて、子会社をアメリカに持って行く方法。
今、GREEやDNAなどが最近挑戦してますが、こっちの方が一般的です。
ただし、ある程度日本側でビジネスの基盤を作る前にアメリカに無理に子会社を作るのはやめたほうがいいでしょう。
-なるほど。実際にGREEやDNAは成功しそうですか?
日本人は製造業の海外進出は強いのですが、サービス事業で成功した例は少ないので、現時点ではなんとも言えません。サービス業となると、現地のニーズを理解して、サービスのクオリティを調整したりといった作業が必要ですから、難易度は高いです。でも、積極的に買収などしながらがんばっていると思います。
-ふむふむ。アメリカ展開は相当ハードルが高そうですね。
そもそも、海外展開することがアントレプレナーの仕事じゃないからね。アントレプレナーの責務は、ビジネスモデルが成立することを証明することだから、海外展開はビジネスモデルが成立してから考えること。幸い日本は市場が大きい分、この海外展開を頭に入れなくてもビジネスが成立しちゃうから、必ずしも海外展開する必要もないと思う。ただ、アメリカの起業家は基本的にアメリカだけでビジネスをしようなんて考えてない。
古賀さんのオフィスにて
-実際にアメリカでビジネスをやる上で大切なことはなんですか?
一般論ではなく、「君が」アメリカでビジネスを成功させる上で大切なこと、という意味だよね。なぜアメリカでビジネスを成功させたいのかはわからないけど、その志の高さはすばらしいと思う。しかし、「志を高く持つならバカじゃダメ」だよ。日本ですら難しいのに、海外でビジネスを成功させるというのは、けっこう難しい事だと思う。だから、勢いだけではだめだ。現地で成功することがどれくらいハードルの高いことなのかを理解し、対策を考えもせずに、挑戦するのは単に無謀なだけだと思う。難しさを知った上で、多くの困難に対応できるだけのチームを形成するか、それとも買収するなどで別のチームで勝負をするのかなどをバランスよく考えるのが経営者の仕事。そういう最低限の知識と準備は必要だよね。
-「志を高く持つならバカじゃダメ」。響きました。次の質問ですが、古賀さんが興味を持っている市場を教えてください。
3つあります。
1つはスマートフォン。最近ようやく普及してきているが、業界としてはまだ立ち上がったばかりの赤ちゃんレベルで、これから益々成長していくだろうね。
今はまだPCとか他の機械で利用していた機能がスマフォでも使えるようになってきた程度の世界で、これからはスマフォだからこそできることが増えてくると思う。
2つ目は車。
これは今仕事でも携わっているのだけど、今の車のコンピュータ・インターフェースはもっと改善できると思う。PCやスマフォとの関係が遮断されていて、ソーシャルさが全くない。今存在する技術だけでも、安全に運転するためのアドバイスや車が自分で故障を知らせるなど、もっといろいろできるはずなのに、まだイノベーションが足りない。
-なんで自動車業界はそんな状況になっているんですか?
標準化されていないからです。システムと車体を切り離して作れるような時代がきたら面白いと思います。
-3つ目はなんですか?
教育ですね。教育は人に与えるインパクトが大きいからね。一人が大人数を相手にするので一人の質が低いと、大人数に迷惑がかかるけど、一人のクオリティが高いと大勢に価値を与えられる。先進国の場合、もっとクリエティブなことをして、今までに無いものを作れないと生き残れないです。
レベルの高い教育システムを高度に細分化するべきだと思います。
僕の興味のある市場は、僕が「何にストレスを感じているか?」ということですね。
-ありがとうございます。ちなみに古賀さんは尊敬している人などいらっしゃるのですか?
僕はblogにも書いているけど、Harvard大学時代の教授を尊敬しています。
人として思いやりがあって、自然と人が集まって来るような人。なおかつ、社会にインパクトを与えることのできる人が尊敬する相手の特徴ですね。
とはいっても、尊敬する人は、歳を取る毎に変わっていきます。そしてまた違う人を尊敬する。そういうもんですし、それで良いと思っています。
-深いですね。1時間長々とお話頂きありがとうございました。
この日は僕以外に4件のミーティングが入っているとおっしゃっていました。ご多忙のなか、お時間頂き本当にありがとうございました。
今後益々のご活躍をお祈りしております。
ちなみに「志を高く持つならバカじゃダメ」という言葉がグサリときました。
志を高く持ち続けたいので勉強します。はい。
おわり
現在僕が運営しているプロジェクト「美女世界地図」と、最近話題のスペイン語オンライン教育の「スパニッシモ」さんでコラボキャンペーンをやらせていただくことになりました!!
以下、告知文です。
今話題のスペイン語オンライン会話 “スパニッシモ”とのコラボレーション企画!!
Posted on December 8, 2012
「美女とスペイン語レッスン」キャンペーンを開始致します。
なんと、美女世界地図に掲載されている外国人美女と、Skypeオンラインレッスンで直接会話できるようになりました。初回のみ無料で、クオリティの高いスペイン語レッスンを受けられます。
美人講師との会話を通して、語学を学ぶ楽しさを体験してください。
http://wp.bijin-world.com/2012/12/spanisimo/
美女とオンラインレッスンなんて上達すること間違いなしでしょう!!!!
みなさん初回無料なので、ぜひ体験申し込みしてみてください。
おわり
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みなさん初回無料なので、ぜひ体験申し込みしてみてください。
おわり
能力ってなんだろうとふと考えてみた。
「能力を高めなければ~」とか「能力不足だから~」とかよく口にする人がいるけど、"能力"って曖昧な言葉だと思う。
本を読みまくったり、有名講師の講義を聞いたりすればなんとなく能力は高まりそうだけど、もっと具体化して考えないと、実際になんの能力がどれくらい高まったのかとか、その能力はどれくらい必要だったのかがわかりづらい。
だから、“能力”ってやつを要素分解してみた。
能力={(ベーシック+オリジナリティ)×グローバル}×体力
ベーシック=思考力+基礎学力
思考力=論理的思考+仮説思考
基礎学力=読解力+数学処理能力
オリジナリティ=専門性+パーソナリティ
専門性=スキル×知識
パーソナリティ=マインドセット×外観
マインドセット=後天的性格×先天的性格
グローバル=言語能力×文化理解力
言語能力=言語習熟レベル×言語数
文化理解力=母国文化理解度×他国文化理解度
体力=行動体力+防衛体力+資金力
*参照URL http://www.super-k.com/training/tairyoku.html
勝手なイメージだけど、東大はベーシック能力が日本一。
SFCはオリジナリティ能力に力を入れている。
グローバルはICUや上智辺りが強いんじゃないかな。
↑適当
就職活動でもこのフレームワークを使えば、どのフェーズで何を選考されているのか整理できる。(就活経験してないからあくまで仮説ですが)
書類(学歴)、webテスト⇒基礎学力
ES、1次面接(質問に対してちゃんと論理的に答えられるか)⇒思考力
相手がどんな意図で質問をして、どんな回答を求めているのかを仮設立てて論理的かつシンプルに答えられるかどうかを見ている。
2,3次面接(うちの会社で何ができるか、これまでに何をしてきたか)⇒オリジナリティ
会社で求めている人材にマッチした人間であるかを見ている。エンジニアでない場合、GDやケーススタディ、過去の経験を話してもらうなどで、能力や人間性を計る。
最終面接(うちの企業文化、職種に適した学生か)⇒マインドセットの最終確認
企業目標に向かって共に進んで行けるかを見られる。
企業理念・文化とマインドセットの間に大幅なギャップが無い限り通るでしょう。
体力やグローバル能力を求めるかどうかは企業の職種次第。
商社や外資コンサルだったら当然必要でしょう。
ここまで変数が多いと能力ってなかなか比較できないよね。
企業の人事採用が難しいわけだ。
それに加え、能力ってやつは、“どこ”で“なに”をやるかといった「環境」に依存すると思う。
どんなに会計知識を持っていて経理として経験豊富だったとしても、営業としては能力を発揮できないかもしれない。
どんなにロジカルで経験も豊富でキレキレだとしても、英語が話せなければ海外では働けない。
どんなに経験がなくて人間性もダメダメだったとしても、歌が上手くて綺麗ならアイドルや歌手として成功できる。
(能力+人脈)×適性度=生み出せる価値
こんな感じかな?
人脈も自分の環境との適性があれば大きな価値を生み出せる。
現状、どんなフィールドなら自分は活躍できるか?
国内なのか?海外なのか?都心なのか?地方なのか?
なにをやる仕事なら通用するのか?
エグゼクティブなのか、営業なのか、それともイベント企画やデザイナーなのか?
現状と理想像を整理してみて、現在の能力では将来やりたいことに向けてどの能力がどれくらい不足しているかを認識することが自己実現への第一歩だと思う。
そしたらおのずと今身につけるべきスキル、経験が明確になり、次のアクションを起こしやすくなる。
一概に「あの人は優秀だ」とか聞くと今まで何か違和感があった。
それよりも「あの人は自分の適正を知っている」の方がしっくりくるかと。
多くの企業から内定を貰える学生は能力が高いのではなく、汎用性の高い能力を持っているだけだと思う。
以上、海外を旅する大学生の暇つぶしでした。
「能力を高めなければ~」とか「能力不足だから~」とかよく口にする人がいるけど、"能力"って曖昧な言葉だと思う。
本を読みまくったり、有名講師の講義を聞いたりすればなんとなく能力は高まりそうだけど、もっと具体化して考えないと、実際になんの能力がどれくらい高まったのかとか、その能力はどれくらい必要だったのかがわかりづらい。
だから、“能力”ってやつを要素分解してみた。
能力={(ベーシック+オリジナリティ)×グローバル}×体力
ベーシック=思考力+基礎学力
思考力=論理的思考+仮説思考
基礎学力=読解力+数学処理能力
オリジナリティ=専門性+パーソナリティ
専門性=スキル×知識
パーソナリティ=マインドセット×外観
マインドセット=後天的性格×先天的性格
グローバル=言語能力×文化理解力
言語能力=言語習熟レベル×言語数
文化理解力=母国文化理解度×他国文化理解度
体力=行動体力+防衛体力+資金力
*参照URL http://www.super-k.com/training/tairyoku.html
勝手なイメージだけど、東大はベーシック能力が日本一。
SFCはオリジナリティ能力に力を入れている。
グローバルはICUや上智辺りが強いんじゃないかな。
↑適当
就職活動でもこのフレームワークを使えば、どのフェーズで何を選考されているのか整理できる。(就活経験してないからあくまで仮説ですが)
書類(学歴)、webテスト⇒基礎学力
ES、1次面接(質問に対してちゃんと論理的に答えられるか)⇒思考力
相手がどんな意図で質問をして、どんな回答を求めているのかを仮設立てて論理的かつシンプルに答えられるかどうかを見ている。
2,3次面接(うちの会社で何ができるか、これまでに何をしてきたか)⇒オリジナリティ
会社で求めている人材にマッチした人間であるかを見ている。エンジニアでない場合、GDやケーススタディ、過去の経験を話してもらうなどで、能力や人間性を計る。
最終面接(うちの企業文化、職種に適した学生か)⇒マインドセットの最終確認
企業目標に向かって共に進んで行けるかを見られる。
企業理念・文化とマインドセットの間に大幅なギャップが無い限り通るでしょう。
体力やグローバル能力を求めるかどうかは企業の職種次第。
商社や外資コンサルだったら当然必要でしょう。
ここまで変数が多いと能力ってなかなか比較できないよね。
企業の人事採用が難しいわけだ。
それに加え、能力ってやつは、“どこ”で“なに”をやるかといった「環境」に依存すると思う。
どんなに会計知識を持っていて経理として経験豊富だったとしても、営業としては能力を発揮できないかもしれない。
どんなにロジカルで経験も豊富でキレキレだとしても、英語が話せなければ海外では働けない。
どんなに経験がなくて人間性もダメダメだったとしても、歌が上手くて綺麗ならアイドルや歌手として成功できる。
(能力+人脈)×適性度=生み出せる価値
こんな感じかな?
人脈も自分の環境との適性があれば大きな価値を生み出せる。
現状、どんなフィールドなら自分は活躍できるか?
国内なのか?海外なのか?都心なのか?地方なのか?
なにをやる仕事なら通用するのか?
エグゼクティブなのか、営業なのか、それともイベント企画やデザイナーなのか?
現状と理想像を整理してみて、現在の能力では将来やりたいことに向けてどの能力がどれくらい不足しているかを認識することが自己実現への第一歩だと思う。
そしたらおのずと今身につけるべきスキル、経験が明確になり、次のアクションを起こしやすくなる。
一概に「あの人は優秀だ」とか聞くと今まで何か違和感があった。
それよりも「あの人は自分の適正を知っている」の方がしっくりくるかと。
多くの企業から内定を貰える学生は能力が高いのではなく、汎用性の高い能力を持っているだけだと思う。
以上、海外を旅する大学生の暇つぶしでした。
現在、僕の企画している旅プロジェクト『美女世界地図』がクラウドファンディングサービスCAMPFIREに投稿されております。
http://camp-fire.jp/projects/view/466
みなさまご支援・拡散の程ご協力よろしくお願いします!!!!
2012年10月19~21日にBOSTON CONVENTION & EXHIBITION CENTER(BCEC)で開催された日英バイリンガル大学生対象の就活フォーラム『Boston Career Forum 2012』に参加してきました。
旅の途中に立ち寄っただけなので20日のみの参加にはなりますが、当イベントで得た情報をシェアさせて頂きます。
① 会場の雰囲気は日本の就活そのもの!!
会場に到着し、まず驚いたのはリクルートスーツ姿の日本人の数。ボストン特有の古き良き時代を感じさせる赤レンガで作られた建築物を背景に、黒髪黒スーツ姿の日本人が大量に歩いている光景は異様でした。
会場の最寄り駅South Stationにはパソコン作業する日本人の姿が多く見られ、ここは日本かと勘違いする程。
会場の中も殺伐とした雰囲気で、3日間という限られた時間で内定を貰わなければいけない焦りからか、日中は学生同士の交流などほとんど見られませんでした。
夕方頃になると内定を貰った様子の学生もちらほら見え始め、内定者同士の交流もさかんに行われ始めていましたが、日中のあの雰囲気には面食らってしまいました。
1.参加者のレベルが高い
2.即内定を貰えるため学生の本気度が高い
3.外国人・社会人参加者もいる
以上の3点以外は、海外で開催されているだけで特に会場全体の雰囲気は日本の就活フォーラムと変わらないという印象を受けました。
一方で、バイリンガルどころかトリリンガルの中国人や韓国人の姿も見られ、学生の質の高さには大変驚かされました。
② 競争相手は大学生だけではない!!
MBA採用やファイナンス採用などポジション毎に募集している外資企業も見られ、MBAホルダーの30代前後の方や、社会人経験のある会計士の方など、現役大学生以外の参加者の姿が目立ちました。全体の10%くらいはいたのではないでしょうか。
たまたまVancouverで知り合った起業家の方とも遭遇し、外資コンサルから内定貰ったと喜んでいました。
日本語を話せる外国人の参加者もちらほらいたので、重複にはなりますが、参加者のレベルは相当高いと思って心するべきです。
しかしそういう方達の多くはハイキャリア以外眼中に無いと思うので(キャリアアップを望んでMBAや資格を取得している方が多いはず)、日系の中小企業なんかは暇そうにしているところもあり、その辺の企業にアプライしてすんなり内定を貰えた学生も少なくないはずです。
③ 日系企業と外資企業では選考フローが全く違う!!
②に関連していますが、上記のように年齢に関わらずフレキシブルに採用を受け入れる外資企業が見られた一方で、日系企業は型にはまった選考フローを通している所が多かったです。
まず、“英語の履歴書を受け付けない”企業が多く見られたことにビックリしました。日英バイリンガル向けの就活フォーラムなのに面接もほとんどが日本語(そもそも面接官も日本人)。
外国人面接官がぞろぞろと揃って待ち受けている外資系企業ブースと日本語のみが飛び交う日系企業ブースでは求める語学力の差が明らかでした。
日系企業はあくまで日系企業ということですね。
④ 勝負は事前申し込みの時点から始まっている!!
会場に到着後、最初に事前申込者用と当日参加者用の2つの受付に分かれます。事前申込者はキャリアフォーラム開催前日の18日から面接を受けられる企業もあったみたいで、勝負は参加申し込みの時点で始まっていたようです。
フォーラム中も面接の順番が既に事前申込者で埋まりかけている企業も見られ、特に名前の通った人気企業の場合、前もった準備は必要不可欠だと思います。
また、事前申し込みをしていない僕のような当日参加者の場合エントリーシートをその場で書かされるため、明らかに事前に準備していた学生と比べて不利になります。
企業研究が必要無い分日本の就活フローよりはだいぶ楽ですが、事前準備は必ずしておいた方が良いと思います。
⑤ 必死なのは企業も同じ!!
最後に、これはボストンキャリアフォーラムの主催に関わっている日英バイリンガル向け人材紹介会社の方から聞いた話ですが、当キャリアフォーラムで企業が1ブース出展するに辺り、約100万円の費用がかかっているみたいです。
それに加え、各企業が人事部長クラスの面接官を揃えているため、彼らを数日間ボストンに拘束する費用も考えると、学生だけでなく企業側も必死になっているという話も納得できますよね。
全部で約200企業が参加した今回のキャリアフォーラムでは企業間の競争も相当激しかったかと思います。
プライベートの時に伺った話なので事実かどうかは定かではありませんが、少なからず企業も必死に優秀な学生を取りにきていることは間違いなさそうです。
以上、1日の参加で得た情報をずらっと書いてみました。
それではどうしたらボストンキャリアフォーラムで内定を貰えるのか、僕なりのアドバイスを下に書いていきます。
① 準備が全て(事前申し込み、ホテル予約、履歴書添削など)
わずか3日間で即・内定!!
企業も参加者もガチンコ勝負!!
慣れない長距離移動による時差ぼけ!!
このような慣れない条件の中、自分の力を発揮するためには事前準備が一番大切だと思います。
そもそも直前ではホテルが取れない場合もあるので、落ち着いて睡眠を取る事もできず、嵐のように3日間が過ぎてしまった子もいるかと思います。
早めにホテルを予約する。事前申し込みを早めにしておく。履歴書やエントリーシートも洗練されたものを英語版、日本語版両方とも用意する。
こういった基本的な準備からきっちり済ませておくべきだと思います。
まあ、今回僕が旅人のテンションで参加したから面食らっただけで、ほとんどの学生は就活モードで参加しているはずなので、そこまで準備不足の問題は無いかと思います。
でもヨーロッパや他の州の大学生はテストや講義の関係で準備を全くできずに参加している場合もあるかもしれないですね。
ということは、日本からガッツリ準備をして参加する学生の方が多少有利になるとも考えられますね。
② 志望企業毎に対策するべき
先ほども書きましたが、日系企業と外資系企業では選考フローが完全に異なるため、志望企業毎の対策が必要です。
特に外資系企業に関しては、1~2年の留学経験ごときでは太刀打ちできない程の英語力を求めている所がほとんどです。海外の4年生大学以外の参加者は、とにかく英語の対策をしておくべきです。
一方、日系企業はWebテストを受けさせる所も多く見られたので、こちらも多少の対策はしておいた方が良いかと思います。
③ タイムスケジュールを決めておく
短期決戦で大切なことは、タイムマネジメントです。会場1階フロアの各ブースで企業説明会や面接が繰り広げられる一方、2階のセミナー室では時間毎に各企業のプレゼンテーションが同時進行で展開されています。
志望企業が絞れていないと、どのセミナーに参加するかあわあわして時間だけが過ぎてしまうので、あらかじめHPで公開されている各企業セミナーのタイムテーブルを参考に、ある程度スケジュールを決めておくことをオススメします。
選考が進んでいくとある程度スケジュール変更せざる得ない部分が出てくるはずですが、スケジュールの土台ができていればあとはどれを削るかを考えるだけなので、時間のロスが少なく済むはずです。
以上、偉そうにボストンキャリアフォーラムの感想と対策を述べましたが、僕自身は終始あっけにとられて終わってしまったのが事実です。
外資系企業は面接の様子を見て語学力の差を痛感し怖じ気づいてしまい、日系企業では英語の履歴書を受け取ってもらえず、日本語バージョンを作成している間に受付が終了していました。
来年こそは勝負できるよう、事前に対策をしてまた参加する予定です。
ホテル代や飛行機代はバカにならないので、僕みたいな失敗する学生をできるだけ減らせるよう、記事を書いてみました。
ぜひ参考にしてください。
おわり
http://camp-fire.jp/projects/view/466
みなさまご支援・拡散の程ご協力よろしくお願いします!!!!
2012年10月19~21日にBOSTON CONVENTION & EXHIBITION CENTER(BCEC)で開催された日英バイリンガル大学生対象の就活フォーラム『Boston Career Forum 2012』に参加してきました。
旅の途中に立ち寄っただけなので20日のみの参加にはなりますが、当イベントで得た情報をシェアさせて頂きます。
① 会場の雰囲気は日本の就活そのもの!!
会場に到着し、まず驚いたのはリクルートスーツ姿の日本人の数。ボストン特有の古き良き時代を感じさせる赤レンガで作られた建築物を背景に、黒髪黒スーツ姿の日本人が大量に歩いている光景は異様でした。
会場の最寄り駅South Stationにはパソコン作業する日本人の姿が多く見られ、ここは日本かと勘違いする程。
会場の中も殺伐とした雰囲気で、3日間という限られた時間で内定を貰わなければいけない焦りからか、日中は学生同士の交流などほとんど見られませんでした。
夕方頃になると内定を貰った様子の学生もちらほら見え始め、内定者同士の交流もさかんに行われ始めていましたが、日中のあの雰囲気には面食らってしまいました。
1.参加者のレベルが高い
2.即内定を貰えるため学生の本気度が高い
3.外国人・社会人参加者もいる
以上の3点以外は、海外で開催されているだけで特に会場全体の雰囲気は日本の就活フォーラムと変わらないという印象を受けました。
一方で、バイリンガルどころかトリリンガルの中国人や韓国人の姿も見られ、学生の質の高さには大変驚かされました。
② 競争相手は大学生だけではない!!
MBA採用やファイナンス採用などポジション毎に募集している外資企業も見られ、MBAホルダーの30代前後の方や、社会人経験のある会計士の方など、現役大学生以外の参加者の姿が目立ちました。全体の10%くらいはいたのではないでしょうか。
たまたまVancouverで知り合った起業家の方とも遭遇し、外資コンサルから内定貰ったと喜んでいました。
日本語を話せる外国人の参加者もちらほらいたので、重複にはなりますが、参加者のレベルは相当高いと思って心するべきです。
しかしそういう方達の多くはハイキャリア以外眼中に無いと思うので(キャリアアップを望んでMBAや資格を取得している方が多いはず)、日系の中小企業なんかは暇そうにしているところもあり、その辺の企業にアプライしてすんなり内定を貰えた学生も少なくないはずです。
③ 日系企業と外資企業では選考フローが全く違う!!
②に関連していますが、上記のように年齢に関わらずフレキシブルに採用を受け入れる外資企業が見られた一方で、日系企業は型にはまった選考フローを通している所が多かったです。
まず、“英語の履歴書を受け付けない”企業が多く見られたことにビックリしました。日英バイリンガル向けの就活フォーラムなのに面接もほとんどが日本語(そもそも面接官も日本人)。
外国人面接官がぞろぞろと揃って待ち受けている外資系企業ブースと日本語のみが飛び交う日系企業ブースでは求める語学力の差が明らかでした。
日系企業はあくまで日系企業ということですね。
④ 勝負は事前申し込みの時点から始まっている!!
会場に到着後、最初に事前申込者用と当日参加者用の2つの受付に分かれます。事前申込者はキャリアフォーラム開催前日の18日から面接を受けられる企業もあったみたいで、勝負は参加申し込みの時点で始まっていたようです。
フォーラム中も面接の順番が既に事前申込者で埋まりかけている企業も見られ、特に名前の通った人気企業の場合、前もった準備は必要不可欠だと思います。
また、事前申し込みをしていない僕のような当日参加者の場合エントリーシートをその場で書かされるため、明らかに事前に準備していた学生と比べて不利になります。
企業研究が必要無い分日本の就活フローよりはだいぶ楽ですが、事前準備は必ずしておいた方が良いと思います。
⑤ 必死なのは企業も同じ!!
最後に、これはボストンキャリアフォーラムの主催に関わっている日英バイリンガル向け人材紹介会社の方から聞いた話ですが、当キャリアフォーラムで企業が1ブース出展するに辺り、約100万円の費用がかかっているみたいです。
それに加え、各企業が人事部長クラスの面接官を揃えているため、彼らを数日間ボストンに拘束する費用も考えると、学生だけでなく企業側も必死になっているという話も納得できますよね。
全部で約200企業が参加した今回のキャリアフォーラムでは企業間の競争も相当激しかったかと思います。
プライベートの時に伺った話なので事実かどうかは定かではありませんが、少なからず企業も必死に優秀な学生を取りにきていることは間違いなさそうです。
以上、1日の参加で得た情報をずらっと書いてみました。
それではどうしたらボストンキャリアフォーラムで内定を貰えるのか、僕なりのアドバイスを下に書いていきます。
① 準備が全て(事前申し込み、ホテル予約、履歴書添削など)
わずか3日間で即・内定!!
企業も参加者もガチンコ勝負!!
慣れない長距離移動による時差ぼけ!!
このような慣れない条件の中、自分の力を発揮するためには事前準備が一番大切だと思います。
そもそも直前ではホテルが取れない場合もあるので、落ち着いて睡眠を取る事もできず、嵐のように3日間が過ぎてしまった子もいるかと思います。
早めにホテルを予約する。事前申し込みを早めにしておく。履歴書やエントリーシートも洗練されたものを英語版、日本語版両方とも用意する。
こういった基本的な準備からきっちり済ませておくべきだと思います。
まあ、今回僕が旅人のテンションで参加したから面食らっただけで、ほとんどの学生は就活モードで参加しているはずなので、そこまで準備不足の問題は無いかと思います。
でもヨーロッパや他の州の大学生はテストや講義の関係で準備を全くできずに参加している場合もあるかもしれないですね。
ということは、日本からガッツリ準備をして参加する学生の方が多少有利になるとも考えられますね。
② 志望企業毎に対策するべき
先ほども書きましたが、日系企業と外資系企業では選考フローが完全に異なるため、志望企業毎の対策が必要です。
特に外資系企業に関しては、1~2年の留学経験ごときでは太刀打ちできない程の英語力を求めている所がほとんどです。海外の4年生大学以外の参加者は、とにかく英語の対策をしておくべきです。
一方、日系企業はWebテストを受けさせる所も多く見られたので、こちらも多少の対策はしておいた方が良いかと思います。
③ タイムスケジュールを決めておく
短期決戦で大切なことは、タイムマネジメントです。会場1階フロアの各ブースで企業説明会や面接が繰り広げられる一方、2階のセミナー室では時間毎に各企業のプレゼンテーションが同時進行で展開されています。
志望企業が絞れていないと、どのセミナーに参加するかあわあわして時間だけが過ぎてしまうので、あらかじめHPで公開されている各企業セミナーのタイムテーブルを参考に、ある程度スケジュールを決めておくことをオススメします。
選考が進んでいくとある程度スケジュール変更せざる得ない部分が出てくるはずですが、スケジュールの土台ができていればあとはどれを削るかを考えるだけなので、時間のロスが少なく済むはずです。
以上、偉そうにボストンキャリアフォーラムの感想と対策を述べましたが、僕自身は終始あっけにとられて終わってしまったのが事実です。
外資系企業は面接の様子を見て語学力の差を痛感し怖じ気づいてしまい、日系企業では英語の履歴書を受け取ってもらえず、日本語バージョンを作成している間に受付が終了していました。
来年こそは勝負できるよう、事前に対策をしてまた参加する予定です。
ホテル代や飛行機代はバカにならないので、僕みたいな失敗する学生をできるだけ減らせるよう、記事を書いてみました。
ぜひ参考にしてください。
おわり
アメリカ合衆国アリゾナ州北部にある絶景の世界遺産Grand Canyonに行ってきました!!!!
誰もが一度はテレビや雑誌などでこの絶景を見たことがあるはずです。
僕はかなり出費を抑えた貧乏バックパッカーなので、格安のシャトルバスで行ってきました。
「グランドキャニオン ツアー」とgoogleで調べると日本人向けのいろんなツアーがあるんですね。
いろいろ調べてみたところ安くても日帰りで$150~300くらいするみたい。
そこで僕が見つけたのはこちらのバス会社。
Arizona Shuttle
なんと近辺の各バスターミナルから往復で$60程度でGrand Canyonまで行けちゃいます。
予約はオンラインでも電話でもOKです。
他のツアーだとラスベガス宿泊でそこからバス移動といったプランが多いみたいですが、今回僕はFlagstaffに宿泊し、Arizona Shuttleでバス移動という方法を取りました。
Flagstaffは同じくアリゾナ州北部に位置する中心都市で、トム・ハンクス主演の映画フォレスト・ガンプの撮影にも使われた綺麗な街並みが広がっています。
治安も良く、夜中に歩いていても全く危険を感じませんでした。
この道路あの有名なルート66です。
そんなFlagstaffのダウンタウン近くに位置するバスターミナルFlagstaff Visitor Center。
到着後は、頂上付近まで無料シャトルバスが走ってます。
意外と本数も多いので長時間バスを待ったりすることはほとんどありませんでした。
Grand Canyonの絶景は言葉に表現できません。
ちっぽけなことで悩んでいるのがバカらしく感じます。
また、空を悠々と飛び回るカラス達が羨ましかったです。
今まで生きてて初めて空を飛びたいと思いました。
動物達も人間に対してそこまで警戒してないみたいですね。
生きている間にこの絶景を一度は目にするべきです。
頂上付近ではコーヒーや菓子類も売ってます。
Grand Canyonの景色を見ながらコーヒーブレイクなんて贅沢ですよね。
ぜひGrand Canyonを訪れる際にはこの格安シャトルバスを参考にしてみてください。
最後にめちゃくちゃカッコつけた一枚w
おわり
誰もが一度はテレビや雑誌などでこの絶景を見たことがあるはずです。
僕はかなり出費を抑えた貧乏バックパッカーなので、格安のシャトルバスで行ってきました。
「グランドキャニオン ツアー」とgoogleで調べると日本人向けのいろんなツアーがあるんですね。
いろいろ調べてみたところ安くても日帰りで$150~300くらいするみたい。
そこで僕が見つけたのはこちらのバス会社。
Arizona Shuttle
なんと近辺の各バスターミナルから往復で$60程度でGrand Canyonまで行けちゃいます。
予約はオンラインでも電話でもOKです。
他のツアーだとラスベガス宿泊でそこからバス移動といったプランが多いみたいですが、今回僕はFlagstaffに宿泊し、Arizona Shuttleでバス移動という方法を取りました。
Flagstaffは同じくアリゾナ州北部に位置する中心都市で、トム・ハンクス主演の映画フォレスト・ガンプの撮影にも使われた綺麗な街並みが広がっています。
治安も良く、夜中に歩いていても全く危険を感じませんでした。
この道路あの有名なルート66です。
そんなFlagstaffのダウンタウン近くに位置するバスターミナルFlagstaff Visitor Center。
到着後は、頂上付近まで無料シャトルバスが走ってます。
意外と本数も多いので長時間バスを待ったりすることはほとんどありませんでした。
Grand Canyonの絶景は言葉に表現できません。
ちっぽけなことで悩んでいるのがバカらしく感じます。
また、空を悠々と飛び回るカラス達が羨ましかったです。
今まで生きてて初めて空を飛びたいと思いました。
動物達も人間に対してそこまで警戒してないみたいですね。
生きている間にこの絶景を一度は目にするべきです。
頂上付近ではコーヒーや菓子類も売ってます。
Grand Canyonの景色を見ながらコーヒーブレイクなんて贅沢ですよね。
ぜひGrand Canyonを訪れる際にはこの格安シャトルバスを参考にしてみてください。
最後にめちゃくちゃカッコつけた一枚w
おわり