2023年5月末。

妻からLINEに連絡があった。

「覚悟して帰宅してください」

いつもと様子の違う内容に恐怖しながら帰宅をし、妻からがんであることが告げられた。

結婚して間もない私達に何故?

健康に気を使い、厳しく律している妻に降り掛かったあまりにも深刻な病。

この日は二人で涙しました。

左の腎臓にできた同じくらいの大きな腫瘍。

手術は早めに対応して頂き、7月の上旬に行われた。

術後は彼女の頑張りもあり、10日間程で退院することができた。

その後、腫瘍の病理検査が行われ腎臓がんではなく、平滑筋肉種という聞き慣れない希少がんであることが分かった。

手術を行った病院では今後の治療にあたって、セカンドオピニオンを勧められ、がんセンターで診察結果を見せもらうことに。その結果、後腹膜平滑筋肉腫という新たな病名が分かり、ネット情報等を調べていくと、5年生存率が非常に低い難病と分かりました。しかも進行性が早い。

妻はこの時点で、自分の余命の短さを自覚して、私の今後を案じ、接し方が変わりました。

私はこの頃、まだ事の重大性が分かっているようで分かっていなかった時期だったため、ストレスを与えないようにとは思っていても、妻の不安を取り除いてあげられるような行動が何一つ出来ておらず、衝突してしまうという最悪な関係に。


10月初旬、最初の手術で取りきれてなかったのかは不明だが、内臓が混み合う近い箇所に再発していることが分かった。

大きさは2センチほど?

このとき、手術からの再発スピード、大きさにこのがんの本当の恐ろしさを私は知りました。


12月に手術の予定を組んでもらいましたが、直前に手術出来ないと突然言い渡された。理由は再発した腫瘍が大動脈に近く、血管のバイパス手術が必要とのことで、うちではできません、ということらしい。県内の血管内科がある別な病院を紹介され、振り出しに。進行が早いので時間との勝負なのに…

12月に新たな病院で診察を受けて手術は遅くても年明け1月末にとの予定を組んでもらったが、結局手術困難となり、抗がん剤治療、または緩和ケアの2択を言い渡され、クリスマス前に抗がん剤治療することを推奨された。

抗がん剤はドキソルビシンの単剤、心毒性があるため妻は悩み、受け入れられずにいました。

そんなとき、妻はアメブロで同じように治療を頑張っている皆様のことを知り、セカンド・オピニオンを希望してきた。

もちろん、否定する要素は何もなく、セカンドオピニオンに向けた準備を年末に行い、年明け早々に予約することができました。