僕:「翔、帰りにミスドでお土産お願い。好きなの3つくらいでいいよ」

翔:「任せてください!」


──40分後──


翔:「買ってきました!お土産です!」

僕:「ありがとう……あれ?箱は?」

翔:「箱とかじゃないです!」


そう言って翔が指さした先を見て、絶句した。


部屋の床に、ミスタードーナツの紙マットが全面に敷かれてる。

レジ横にある、あのドーナツの写真が載ってる紙マット。


その上には……ドーナツ12個、じか置き。


僕:「……なんで地面に?」

翔:「『お土産』って、“現地の空気ごと持ち帰る”って意味じゃないの!?」

僕:「違う。あと、何個買った?」

翔:「30個くらい。僕のぶんも含めて」


──その後、全部食べきれず、床は粉砂糖だらけになった。