Ender of Darkness ~黒衣の闇を終わらせる者~
イージス鯖に住むカル猫。中の人からは黒猫と呼ばれている。
名前:カル
ジョブ:吟遊詩人、錬金術師
種族:ミコッテ・ムーンキーパー♂
誕生日:星1月17日
守護神:ビエルゴ
年齢:推定19歳
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ダークネスレイヴン…黒衣森にかつて存在していた密猟団。
闇商人からの依頼で、毛皮、角、肝、何でも森から狩り盗る。
そして、狩り盗るのは何も動物だけではない。
商人の雇った用心棒や鬼哭隊との衝突によって失った戦力増強に、人まで狩り盗る。
暗闇の中のハンティング。
構成員は全て夜行性の黒毛のムーンキーパー。
日に当たらぬせいで白い肌を目立たなくする為、顔全体に戦化粧を施している。
足跡を残さぬ様、木から木へ、岩から岩へと飛び移るその様は、まさに漆黒の羽を纏う大烏。
グリダニアの武装組織に見付かったら、一人残らず葬るか、それが出来なければその場で自害。
そうして、クァールクロウなど他と比べれば小規模な組織であるダークネスレイヴンは生き延びて来た。
双蛇党の特殊戦闘部隊である朱獺隊がとうとう本格的な討伐に動く。
朱獺隊は、各ギルドから選抜した双蛇党きっての戦闘のプロ集団である。
僅かに朱が入った黒髪に、赤い瞳のムーンキーパーの少年。名はカル。
気付いたら森の中に居た。
生まれも親も分からず、ただ名前だけを覚えていた。
名前以外の事は、全てダークネスレイヴンの仲間達から教わった…
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「居たぞ!あそこだ!」
朱獺隊の弓術士が樹上に居る俺達を指差しながら叫ぶ。
刹那遅れて矢が耳元を風切り音を立てながら通り過ぎた。
「チッ!」仲間が舌打ちをしながらこちらを振り向いた。
「ガキのお守りなんかしてたら逃げ切れねぇ!」
その言葉を聞いた瞬間、あぁ自分にここで死ねと言うのだな…戦闘員としては最年少である自分でも容易に解る。
直後、横っ腹に衝撃と痛みが走る。
呻き声を上げる事もなく、ただ自分を高い木の上から蹴り落とした仲間…元仲間を睨み付ける。
(…やられたらやり返す…俺はそうも教わったぞ…)
喉の奥に呪詛のような言葉を溜めたまま、受身を取る前に下で待ち構えていた槍術士の一撃を食らい、意識を失った。
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「子供ではないか…」
自分の足元に転がるダークネスレイヴンの戦闘員を見て驚きを隠せない槍術士に、後からやって来た幻術士が呆れ顔で言う。
「事前に、奴らは村々を襲い幼子を拉致し、戦闘員として育てていると言ってあったはずだが?」
ワンドを掲げ、地面に転がる少年戦闘員にケアルを唱える幻術士。
「あぁ…だが、実際に見たのは初めてでな…」
次いで、リポーズを掛ける。
「のんきな…未成年者は保護します。私が本部へ連絡を入れますので、貴方はこの少年を保護施設まで運びなさい」
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「……」
意識を失う直前と周囲の気配がまるで違う事から、目を開けずに息を殺したまま状況把握に努めた。
部屋に一人…他は近くに気配なしか…等と考えていると、その一人から声が掛かった。
「…貴方の意識の有無は精霊によって明らかにされています。狸寝入りは無駄ですよ」
そうなら仕方がない。アッサリと両目を開くと、上体をベッドから起こした。
痛みの類は全く無い。治療されたようだ。
「そう警戒しない。ここに貴方を害そうとする者は居ません。ここは双蛇党の特別な保護施設…
軍属でも易々入れる場所ではありません」
ソイツは椅子から立ち上がると、何も持っていないアピールしたいのか一度両手を広げる。
「私はハブリエレ。この度、貴方の面倒を見させてもらう事になりました」
優雅にお辞儀をしながら言われてもな……胡散臭そうな目で見つめたまま、「それで?」と問うた。
しばし、その何たらって名前の女からダークネスレイヴンの置かれた状況やらこの施設での過ごし方等々あれやこれやと聞かされた。
「―そう言うわけで我々は貴方に協力をして貰いたいのです。貴方の手で終わらせましょう」
そう言って、見詰めて来る女の視線を受け流し、
(俺の手で終わらせる…やられたら、やり返すさッ)
根城の位置や戦力…把握している事を全て伝えた。
そして、自分も戦いに出ると言うと頑なに拒否られ、強引に脱出しようとした所、リポーズで寝かされてしまった。
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「クソババアァァ!!」
部屋に入って来た女を、怒りに任せて怒鳴り付ければ、即座に「誰がババアですか!」とアクアオーラが飛ぶ。
部屋の反対側まで吹き飛ばされて、流石にすぐには立ち上がれなかった。魔法の力、恐るべし……
あの日、目覚めたら部屋は無人で、ドアには施錠。
軟禁が解けた時には組織の殲滅は終わった後だった。
それからと言うもの、俺を更生させるとかでコイツは毎日やって来る様になった。
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施設で数年が経ち、自立できる頃合いと、いくつかの職業が紹介された。
その時、カルが選んだのが冒険者。自由そうなのが良かった様だ。
そして、里親となるFCへ。
施設と違ってかなり自由に過ごせるので、悪くないと思っている様だ。
一番楽しいのは狩りの時間。シーズンに入ると、家を飛び出しそのまま半年ぐらい戻らない。
たまに家に戻ると、上等そうな服に着替えさせられ、おもちゃ(ミニオン)を貰ったりする。
狩り中の小遣い稼ぎに付近の住民から仕事を貰って働く内に、知らず知らず暁と関わっていく事に。
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持ってるメガネは全てたけお印。全て伊達。視力は良い。
夜行性の為、日中は良く寝ている。
かなりヤンチャ。野性味が強い。
ミニオンは食べ物だと思っていて、狩りに失敗したら食べようと思っている。
動物系以外のミニオンは、狩りの練習相手にさせられている。
錬金術は、施設の職業訓練で身に付けたもの。


