今日は午前中、長女が、ルイ君に関係のある講演を聞きに行くことになっていましたが、お婿さんが昨日に続き熱が出たようで、急遽、ルイ君を預かり、一緒にお昼を食べることになりました。

午後からは最近入会したバスケットボール倶楽部に参加するとのことで、タンパク質（エビ、イカ、ウィンナ）と野菜（キャベツ、玉ねぎ、セロリ、エリンギ）たっぷりのクリームソーススパゲッティと白身魚のムニエルを作りました。

笑顔で完食です。

赤ちゃんの時は本当に可愛くて、天使みたい、と言われていたルイ君。今はニョキニョキ背が伸びてヒョロヒョロになり、顔も長くなるわ、脚も毛深くなるわで、徐々にオッサンになりつつあります。（笑）

今の時期、私はルイ君に運動をさせたいのですが、ルイ君は興味が全くありません。ただ、追いかけっこは好きで、脚は早いので（といってもかけっこでヨーイドンという時には、全く競争するという気持ちがないので、ゆっくり歩いてビリになったりしてますが）、バスケットならコート内を走り回ってくれないかなと期待しています。

ルイ君も来年は高校生。小学校から中学校までは同じ学校で過ごせますが、高校は別の学校になります。高校の説明会なども始まり、私も改めて、ルイ君の幸せ、家族の幸せについて、考えています。

最近、障害のあるお子さんを育てている方々や、高齢のご両親のお世話をされている娘さん達のブログを拝読しています。

高齢で体調がすぐれないご両親のお世話をしている娘さんたちは本当に大変ですね。親も高齢になると、ワガママになったり、ボケて来たりで。でも、親は親で、子供相手のようには命令できませんし。

娘さんの方もある程度の年齢になってきて、しかも仕事を持っていることも多いので、病院への付き添いや突然の呼び出し、愚痴を聞かされたり、日常の家事の手伝いなど、本当に大変ですが、やはり実の親だからこその愛情が感じられます。

先ほど、TVでシャンソンを歌っていたクミコさんもご両親との暮らしを毎日ブログにアップされています。愛情と苦労がないまぜになったブログにはとても心を打たれます。

私の両親は兄一家と同居していて、寝付くこともないまま最後まで元気で過ごしましたので、（享年76歳と88歳でした）、私は何の親孝行もしないままに見送ってしまいましたが、さて、自分はどういう風になるんでしょう？

ブログを読んでいると、やっぱり娘は心強いと感じますが、負担をかけないよう、最後まで健康を維持する努力をしようと思います。

障害のあるお子さんを持つ親御さんのブログは、これまた非常に頑張っているママそしてパパに感動します。

ルイ君の障害は重度なので、普通学級に併設されている支援学級に通っている子供さんを羨ましく思うこともありますが、支援学級は授業によっては普通級の子と一緒に受けるので、それを苦痛に感じる子供さんもいるようです。

お子さんの気持ちがナイーブすぎて、学校から帰ると、爆発してしまうお子さんもいます。一番甘えられるママに矛先が向かうお子さんもいます。

ママは本当にエライ！実際、読んでいて、涙が出てしまうこともあります。子供を怒って収まるのなら楽ですが、それでは済まなくて、親が折れるしかない場合もあります。物を壊されたり、自傷をしたり、なんとかそれをスパっとやめられないのかと、祈る気持ちになります。

大学生になった息子さんにもまだ振り回されてしまう親御さんもいらっしゃいます。でも、心配の方が勝って、放っては置けないんです。それは決して甘やかしではなくて、考えに考えた結果の対応だとよくわかります。ご夫婦で気持ちを一つにして、向きあっていらっしゃいます。

ルイ君も時には落ち着きなく、部屋をすごいスピードで走り回ったりすることがあります。声を上げ、不快感を表します。そんな時は娘もドンヨリしてしまいますが、やがてその騒ぎはケロリと収まります。モノを壊したりはしませんが、自分の脛をぶつけたりしています。

普通なら親に口答えしたり、または無視したりという反抗的な態度をとる思春期だと思うので、自分の気持ちを出せないルイ君がムシャクシャするのも仕方ないと思いますが、娘はやっぱり本気で怒ってます。怒れないママのことを考えると、怒れるだけ幸せです。

私は勉強は教えられないので、ただ優しいおばあちゃんでいようと思っていますが・・・いや、結構文句も言ってますね。（笑）　ルイ君、口うるさい女性たちに囲まれては、時には怒って走り回りたくもなるよね。

最近は発音矯正に通い始めたので、「言ってごらん」というと「こんにちは」とか「おやすみなさい」とか一語一語区切りながらですが、言えるようになりました。こんな小さなことが私達には大きな喜びです。

障害のある子供を育てることは確かに大変です。でも大変な時期を過ごしているのは娘だけではありません。少しでも楽しいこと、嬉しいことを見つけながら生きて行ってほしいと思います。

ルイ君とお昼ご飯／ブログを読んで感じること