元旦はお婿さんの実家に集まっていた次女夫婦が、今日のお昼に来てくれました。
時間に正確なお婿さんなので、12時ピッタリに到着。私は2人のためにお重を新しく詰め直していたら、6人分と2人分では同じようにはいかず、あれこれ迷いながら、ギリギリで完成。
でも、実はお煮しめを出し忘れていて(!)、途中でヤズのカルパッチョと一緒に並べました。
いろいろ話をしながらお婿さんはたくさん食べてくれました。午後2時に食事を切り上げ、3階の長女一家を呼んで、一緒にお茶をしました。
チョコのカステラは長女一家の長崎土産。中に柿のタネが入っているチョコは次女夫婦から。適度な塩分が甘いチョコとベストマッチでした。
次女夫婦には、生チョコなど数種類のチョコと草餅、それとセーターをお土産にもらいました。有難う!
ルイ君は今日も機嫌がよく、楽しそうでした。長女のお婿さんだけでなく、ルイ君も声が大きいので、最後は狭い部屋がうるさいほど賑やかになりました。(笑)
午後5時頃に次女夫婦が帰宅しようとすると、お婿さんは日本語で今年の目標を読み上げました。その一番は「中世の詩のもっと読む」ということで、あとは「日本語の勉強をする」と続き、その後はふざけて、「ルイ君のようにイケメンになる」とか「5キロ体重を減らす」「奥さんを大切にする」などと宣言していました。
フランス人は日本語の発音が上手なので、お婿さんが一言でも日本語をしゃべると、まるで日本語がペラペラの人のように思われます。日本人がフランス語の発音をするとしどろもどろなのに、ズルいなあ。
その後、ルイ君は居間のハンモックチェアで私のスマホの写真をゆっくり鑑賞。長女のお婿さんは本棚の主人のフランス語の本を読み始め、私はキッチンで洗い物をしながら、長女とおしゃべりをしました。
そして、昨日は三女がお気に入りという「仁勇」を持参、皆で味わったのですが、今日は次女のお婿さんがお気に入りという「出羽桜」を持って来てくれたので、それを長女に勧めました。
出羽桜」は、スイスイといくらでも飲めそうな程癖がなく、美味しいです。「仁勇」は癖が少しあるところが魅力かな。お酒は飲めるけれど、詳しくはない私の感想です。(笑)
長女は12月21日からの長崎旅行、30日に帰宅してからの年越しの準備、そしてお正月には我家で妹たちを迎えました。お正月の準備を私に任せてと気にしていますが、ルイ君の相手をしながら、日本語の分からない夫との旅行やその後は、長女なりに気ぜわしい日々だったと思います。
これで一連の行事が終わって、私も長女もホッとした気分で、美味しく飲みました。長女が、お猪口に「仁勇」を入れてお婿さんに持って行くと、お婿さんが読んでいる本の中に、私の主人が「?」を付けているページを見つけたそうです。長女と一緒に「どうして『?』なんだろう」と読み始めましたが、2人には特に「?」の意味はわからなかったそうです。2人にとっては意味が通じたんでしょう。(笑)
主人亡き後、誰も読まずにただ本棚に並べているだけのフランス語の本ですが、長女のお婿さんがフランス人で、読書が仕事のような人だということに、いつもながら、ちょっと運命的なものを感じます。昨日もお婿さんは主人の本を2冊貸してほしいといって、持って帰りました。
さて、長女達が帰宅して、やれやれ一服、と思ってTVを付けたら、なんと今度は羽田空港で火災が起こっているではないですか!ライブと書かれた画像を見ていると、機体が炎上しています。
炎上しているのは日本航空機で、その後、JALの乗客は全員無事に脱出できたけれど、衝突した海上保安庁機に乗っていた6人は5人が死亡したと分かりました。
羽田空港の火災は身近過ぎて恐怖です!12月30日には長女一家も羽田空港を利用したばかりです。
能登の地震がまだ収まっていないというのに、お正月に何ということが続くのでしょう。こちらも暢気にお正月を楽しんでいていいものかという気分になってしまいます。
この寒空、これ以上被害が広がりませんように、と祈るばかりです。