ルイ君は冬休みが終わったとおもったらインフルエンザにかかり、やっと治ったと思ったら学級閉鎖となり、今週からようやく順調に登校が始まっている。

 

今朝はスクールバスまで送って行ったパパがスターバックスでココアとチョコのケーキを買って来てくれて、大人だけのホッとした午前中を過ごした。そしてようやく、日本での住居をどうするか、と言う話を始めることができた。

 

現実的でないお婿さんは、自然のあるところが魅力的、とかいって、郊外型の戸建て、または海のある九州とか、雪の青森とかに憧れている。しかし、超現実的な私と娘は、今の環境がルイ君の学校にも、お稽古にも便利でいいと思っている。

 

同時に、確かに都心の小さいマンションで値段も高いとなると、フランス人のお婿さんには魅力的でないな、とも思う。我が家の天井高は2m35cmしかないけれど、パリの彼のアパルトマンは3mよりはるかに高いので、開放感は比べ物にならない。日本の家とは作りが違うのだから仕方ない。

 

もちろん、設備は日本の方が抜群に優れている。というか、新しい。彼のアパルトマンは築80数年なので、お湯や水の配管が露出になっているし、換気扇もない。台所も浴室も換気は大きな窓を開けてする。トイレはタンクが頭上に取り付けられた旧式のタイプだし、浴室は勿論追い炊き無し。天井には照明がない部屋が殆どで、スタンドの明かりだけで食事をしたり、本を読んだりしなくてはならない。

 

でも、その空間は広く、モルタルに白いペンキを塗った壁と赤いカーペット、そして天井からの大きな窓は、やはり写真をとると素晴らしくみえる。

 

ケンケンガクガクの話し合いの中、先日、日仏家庭の友人宅へ行った時に「新築建売」のオープンルームのチラシをみつけてきたというので、ネットで確認し、明日見学に行くことにした。我が家から一本の地下鉄で行けて、その駅から徒歩2分と言うところが大きな魅力である。

 

最新の設備を持ち、機能的に出来た新築ではあるが、地域と価格の関係、また、部屋が小さかったり、隣がくっついていたり、庭がなかったりという現実も体感してもらわないと、先へ進まない。明日はどんな反応を示すかな?私も同行するつもりである。

 

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