一昨日、詐欺電話のことを書いたら、昨日早速TVで、デパートの人間を装い「あなたのクレジットカードが他人に使われています」という電話をかけてくる詐欺事件のニュースがあった。「これから伺います」といってやってきて、ニセ名刺を見せて、暗証番号を訊くそうだ。

 

同時に、もう一つ別の詐欺事件を報道していた。http://www.mynewsjapan.com/reports/2323

被害者たちはJTBという名前で安心してお金を任せた、と言っていた。

 

しかし、コメンテーターの話では「元金保証というのは、そもそも法律で預金か国債(地方債も?)しか記載できないと定められている」のだそうで、「元金保証の投資話は全てニセの投資話だ」と言っていた。それは知らなかった。

 

金利の安い今、お金を持っている人は、何とかうまく運用できないものか、と思っているので、投資話にうっかり乗ってしまうことがあるのだろうと思うけれど、とにかく、見知らぬ人から投資話が持ちかけられたら、まずは断ることだと思う。

 

それにつけても、こんなことが続くと、固定電話を持つのが被害拡大の要素のように思える。東京都は「振り込め詐欺撲滅に向けた自動通話録音機の貸し出し」を行っている。

http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2015/05/20p5q200.htm

 

先日の警察の方のお話では、この装置はとても有効なのだが、とうとう、都内で1件、この装置をもってしても騙された人が出てしまったとか。

 

人間って複雑だなあ、と思ってしまう。騙す人がいれば、騙されやすい、親切すぎる、断れない、あるいは認知症気味の人もいるのだから。

 

ただ、言えることは、現金を持っていない人は騙されようがないということだ。そういう意味で貴重な老後資金をもっている人は要注意ということなんだろう。

 

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