前回は、改正で規制の対象が、製造業者から使用者まで拡大されたことをお話ししました。

では、規制対象製品とは何なのか…？についてお話をしたいと思います。

基本的には、改正後も規制対象製品は第一種特定製品とこれまでと同じです。

とだけの紹介では不親切なので、その第一種特定製品とは、業務用の冷凍・冷蔵機器、及び業務用エアコンです。

具体的には、業務用の製氷機、パッケージエアコン、ビールサーバー、寿司ケース、冷蔵ショーケース、冷蔵庫、冷凍ショーケースなどを指します。

その設置場所ごとの例として、以下のようなものが挙げられます。

　（画像クリックするとリーフレットがご覧頂けます。）

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（出典：環境省）

家庭用エアコンや冷蔵庫、カーエアコンにもフロンが入っているけど？と思われる方もいらっしゃることと思われます。

少し補足すると、これらは家電リサイクル法や自動車リサイクル法により適正に処理されることとなっていますので、残りの業務用冷凍空調機器が今回の改正フロン法であるフロン排出抑制法で規制対象となっているのです。

改正フロン法 その3