今の会社はとても良心的で、
出産、産休育休、時短契約の前例が無い中
ほぼ私の希望を受け入れてくれました。
その代わり、専門的な社労士さんには委託せず、
全ての手続きは私自身で調べながら行いました。
休み中の手当てや社会保険の免除など
利用出来る制度はとても有り難かったのですが、
復帰後の時短社員の給与に
なんというか、やり切れなさを感じていました。
時短社員の給与の定義は、会社によるかと思いますが、
今の会社では勤務時間がその基本となる為
8時間労働が6時間の時短になれば
そのまま給与も産休前の額の4分の3になります。
更に息子の体調や気分によっては
遅刻する日も増えてしまい、
その分を控除日数でカウントされてしまう。
(遅刻4回で1日欠勤相当でした)
自分の営業活動で大手クライアントとのお取り引きが成立しても
私の手取り額は最下位で、
新入社員よりもずっと低いお給料に
立場上社員の給与計算を行いながら
何度もため息をつくのでした。
いやでも、復帰出来るだけで有難いよね。
いやでも、普通こうなのかな…
いや、でも…
これまで会社の正社員に死ぬほどしがみついてきた私に
ほんの少しずつ起業という気持ちが、
浮かんでは消え。