前回のブログで紹介した試着室での体験ですが、試着室での情報はアパレル会社側でも使うことができます。
試着室入り口で案内する店員さんにリーダーを持たせるか、試着室の上にリーダーを設置することによって、お客さんがどのような製品を持ち込んだかを把握することができます。
そうすると、色々な情報を商品分析やマーケティングに活用することができます。
商品分析の例としては、例えば「白いジャケットはよく試着されるが、実際の購入にはならない」ということがわかると、「価格に問題がある」ことがわかるため、少し早めにセールにする、と言う対応ができます。
「黒のパンツと紺のシャツの組み合わせでよく試着される」と言うことがわかると、その組み合わせをショップのディスプレイに使うことによって、より多くの人の目に止まるようになる、などの効果が得られます。
またIC付きの会員カードなどと併用することによって、ある製品を試着された顧客に対し、その製品が値下げされた時にお知らせを出すことなどもできるため、CRMにも活用できます。
このように、RFIDを使って得られる試着室での情報は、さまざまな場面で活用することが可能です。
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