潮干狩りの季節になった。

今回は、マスク解禁になって人が沢山来ることを見越してか、これでもかというくらい、アサリのタネを巻いてくれた感じだ。

掘れば、ジャリジャリとアサリの貝殻が擦り当たる音が連発する。

去年、一昨年は、余りに無さすぎた。苦労して探したアサリは小さいサイズばかりだった。

それが今年はウジャウジャ。あれが普通だと思ったサイズを軽く超えるサイズのアサリがどんどん出てくる。余りに大漁で面白いので、10kgも超過していた。

さて、あまり知られていないアサリの持って帰り方を伝授。

普通の人は、海水で砂をさっと洗い流してから、海水を入れているのでは?



最初の頃は、このやり方で家まで持って帰っていた。しかし、県をまたいで泊りがけで潮干狩りに来ているので、このやり方だと、家まで持たず、とにかく匂いが酷い。

この匂いの原因は、死んだアサリや、貝殻についた雑菌だそうです。

海水ではなく、水でキレイにしっかり洗うことが大事。3回くらいゴリゴリと貝殻同士で擦り合わせるように洗い、水気をとり、クーラーボックスに入れる。海水は入れない。

そのままでもダメ、冷え過ぎてもダメ。保冷剤は冷え過ぎて、アサリが風邪を引くからダメ。

コンビニで売られている「ロックアイス(氷)」一袋で大丈夫。

アサリに氷が直に当たるといけないので、ダンボールを敷いて、その上に氷を乗せる。

家に着いたら、もう一度しっかり水で洗う。大き目の容器に浅く広く入れて、海水か塩水はアサリにスレスレに入れる。砂出しする。
一日放置して、海水か塩水を入れ直し、もう一度砂出しする。

これで調理ができる。
ご近所に配ったり、冷凍保存。

冷凍保存したアサリは、味噌汁の場合、沸騰したお湯に一つずつ入れる。貝殻の蓋が開いたら火を止めて味付け。