自分が乳がんの告知をうけてから、小林麻央さんのブログを読み始めました。
きっと辛いはずなのに、ブログにのる写真はいつも光り輝いた笑顔ばかりでした。
足の浮腫が出ていたり、胸にポートを入れる手術をしていたり、自分も再発したら、こういう治療を受けるのかも…と、とても他人事とは思えないほど感情移入して読んでいました。
何故…標準治療を受けなかったのでしょう。
2年も民間治療に身を委ねてよいタイプだったのか…主治医は忠告しなかったのでしょうか?
乳ガンは、ステージ4になるまで死を意識するほどの症状がないことが多いのではないでしょうか…
でも、ステージ4になったら、もう根治は出来ない。
私は、もしかしたら全摘しなくてもよかったかもしれない。おっぱいを全部とってしまわなくてもよかったかも…と思うことは、正直今でもあります。
でも、命と引き換えにはできない。
麻央さんも、早いうちにそう思えていたら…
もしかして、まだ御存命だったかも…と思えて仕方ありません。
がんを放置して治そう、なんてことを本気で言っている医師に、怒りがわいてきます。
そんなことも、全て浄化して、愛してると言い残して旅立たれた麻央さん。
私も、そういう未来がもし待ち構えていたとしても、麻央さんのように気高く旅立ちたいと思いました。
その時、夫に愛してると言い残せるのか…
心から、その言葉が言えるのか、今一番心に深く沈みこんだ問いです。
今はまだ、答えが出せない。
だから、生きねば。
とても、死んでなどいられません。