今日から公開中の映画『藁の楯』

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10億円の懸賞金がかかった凶悪犯を護送するSPたちを描いたサスペンスアクション映画

原作は1980年代に人気爆発した漫画『BE-BOP-HIGHSCHOOL』で漫画家デビューした木内一裕が、初の小説として2004年に発表した同名小説

脚本は『ゴールデンスランバー』『ジーン･ワルツ』『永遠の0』などの林民夫

監督は『クローズZERO』『愛と誠』『悪の教典』など、ジャンルを問わず精力的に作品を発表し続ける三池崇史

主人公の警視庁警備部警護課(通称:SP)警部補の銘苅には『世界の中心で､愛をさけぶ』『解夏』や、テレビドラマ『JIN-仁-』がヒットした大沢たかお

同課巡査部長の白岩には『救命病棟24時』シリーズや、最高視聴率40%を記録して社会現象にもなった『家政婦のミタ』の松嶋菜々子

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そして凶悪犯の清丸には『バトル･ロワイアル』『DEATH NOTE デスノート』シリーズ『カイジ』シリーズなどの藤原竜也

他に山崎努･岸谷五朗･永山絢斗･伊武雅刀･余貴美子などが出演

政財界を牛耳る元経団連会長蜷川の孫娘が殺され､事件の3か月後に蜷川が新聞に全面広告を出して指名手配中の容疑者清丸の首に懸賞金10億円をかける

日本中を敵にして恐怖を感じた清丸は潜伏中の福岡県警に自首する

SPの銘苅と白岩らは容疑者清丸の身を守り、福岡から警視庁まで移送することになる

移送距離1200km、送検までのタイムリミット48時間、敵の数1億2000万人

さて、無事に移送出来るのでしょうか
(￣▽￣;)

撮影は海外でも行われたようで本編終了後のエンドロールには台湾や台北の撮影スタッフの名前もあって

容疑者を福岡から新幹線で移送する設定だけど、見たことない色の新幹線や不自然な新大阪駅が登場します

撮影には日本の新幹線じゃなく台湾高速鉄道THSRが使われたようで

前半から中盤は少しダルい展開だけど後半は見応えがあります

登場人物は様々なバックボーンを抱えていて、人間の泥臭さみたいなモノがよく表現されています
(^^)

おすすめ度★☆
(全体的なストーリーや場面展開は想像出来る流れだけれど、それぞれの役に合ったキャスティングが良かったのです特に松嶋菜々子は今までどこを切っても同じようにきれいな女優さんの印象しかなかったけれど、本作では周りに負けない独特な存在感が感じられます岸谷五朗も顔の細かな表情とかがナイスですラストシーンが在り来たりと言うかベタベタだったのと、サスペンスアクション映画なのにテンポが地味に悪くて少し残念なのでした)

4/26(金)から公開中

【映075】藁の楯