11月4日、阿倍野区民センターで久保敬先生をお迎えして「子どもも大人も幸せな社会に〜なぜ、学校は息苦しい場所になってきたのか〜」をテーマに第15回講演会を開催しました。
お話が始まるといきなりQちゃんが登場。笑いが起こり、会場は和やかな雰囲気につつまれました。

お話を聴いていて、誠実なお人柄が感じられ、子どもの気持ちに寄り添うというより、子どものことばや気持ちに真摯に向き合うことに努めていらっしゃるように思いました。
そんな先生も、最初から今のような先生だった訳ではなく、子どもたちと接していて考えさせられる事があり、多くの気づきがあったそうです。

資料の中に"学校を変えるための8つの提言"というのがありましたが、先生も生徒も生き生きと過ごせ、居心地の良い場となるための提言が書かれていました。
生徒も先生も言いたいことが言えず、評価にさらされているのでは楽しいはずがありませんね。
こんな校長先生だったら学校も変わり、生徒たちも生き生きしてくるだろうなと思います。
講演後、とても満足され、久保先生に講演をお願いしたいという方が何人かいらっしゃいました。
教職員や保護者の中にはいまの教育のあり方に疑問を持っている方も少なからずいらっしゃると思います。なかなか声をあげづらい状況の中、久保先生のような方がいらっしゃると賛同する方も多いのではないでしょうか?
現在の学校教育のあり方をすぐに変えることはできないかもしれませんが、このような考えが少しずつ広がることにより、やがては大きな流れとなり学校教育に変化をもたらすことを願ってやみません。
久保先生、わかりやすく納得できるお話をしてくださりありがとうございました。
また、出席してくださった皆さま、ありがとうございました。毎月第2土曜日10:30より阿倍野区社会福祉協議会で親の会を開催していますので、お気軽においでください。お待ちしています。