7月27日は、クラフトパークの出前体験事業の陶芸教室を開催しました。小学校低学年から中学生まで約20名の子どもたちが参加してくれました。

 

1年ぶりの小学生は心身ともに成長していてビックリ、中には3年ぶりの中学生もいました。背が高くなって、お母さんと一緒でなければわからないくらいすっかり大きくなっていました。暑い中、遠いところから「スペースゆう」のイベントに参加してくれてありがとう!みんなの成長した姿をみることができ、とってもうれしかったです。

 

1回目のきょうは六反土を使って器を作りました。

講師の先生が実際に作りながらお手本をみせてくださいました。みんな熱心にきいて、机に戻って早速作り始めました。卓上ロクロを使って、粘土の上から穴をあけながら器の形を整えていきます。わからないところがあれば、黙って手を挙げて、先生が回って来られるまで待って質問していました。

  

 

実際に作ってみると難しい所もあったようですが、おしゃべりもせずに集中して、ひょうたん、猫の顔、イチョウの葉っぱ、花びら、ハート、最初にイメージした形に近づいていました。先生に質問しながらどんどん作っていく子、ゆっくり丁寧に作っていく子、形や作り方にも個性があふれています。

    

形ができあがると、竹串、縄、ハンコを使って模様をつけていきます。最後に糸で切り取れば完成。ちなみに、電動ロクロを使わずに、土を指先で伸ばしながら成形する方法を「手びねり」というそうです。

素焼きと釉薬をぬってからの本焼きはクラフトパークでしてくれるそうです。どんな器になるか楽しみですね。

 

最後に、大阪の伝統工芸品とクラフトパークの教室紹介があり、2時間半の講座は終了しました。

 

来週8月3日は、粘土を使って土鈴を作ります。楽しみにしていてくださいね。