5月14日は第88回親のホッとひろば「おしゃべり会」を開催しました。

初めての方や数年ぶりに来られたお母さんなど4人の方が出席してくださいました。

仕事はおもしろいが、人間関係では辛いところがあるのでお母さんに話を聴いてもらったりしながら頑張っている、部屋の片づけを手伝ってきれいになったと前回からの経過報告をしてくださったり、いずれもお子さんに対してお母さんが上手に対応されていました。

 

尾上さんのお話で心に残っていること:

・親はすべて自分で完結する必要はない。情報だけ提供し本人にネットで調べさせる。

・あなたはあなたで大丈夫、共感しつつあなたは大事と認知する。

・10才を過ぎるとほめるだけでなく認め、それをことばで表す。

・ほめるだけでは自信にならない。自分のできることを獲得することが自信につながる。

 

また、初参加の方は、今までお一人で学校と対応したり、あちこちの機関で相談されていたようでした。

「おしゃべり会」に参加されて、親は子どもに対する申し訳なさにとらわれない、自分の楽しみを持つ、自分にひと息ついて自然体で関わる、ママ友との距離の取り方などベテランのお母さん方のアドバイスや尾上さんのお話を聴いてホッとされたのでしょうか、表情が明るくなってきました。

 

最後に、世の中で折り合いをつけていくしかない、というお母さんのことばはずっしりと心に響きました。今の自分に向き合い、どう歩み寄るのか。不登校に限らず、自分の思っている通りにはならないことが多々あります。そんな時、自分自身や相手とどう折り合いをつけて前に進んでいくかはとても大切なことですね。

 

次回のおしゃべり会は、6月11日です。多くの方のご参加をお待ちしています。