明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

 1月8日は第85回親のホッとひろば「おしゃべり会」を開催しました。

まだ、冬休み中なので参加できない方もいらっしゃるようでしたが、学生さんを含む5人の方が参加してくださいました。

大学生や単位制高校の方は、今年度も残すところあとわずかになってきました。私たちにとってこの一年間は早かったように感じられますが、ご本人やご家族にとっては、新しい経験を積み重ね、色々な思いを乗り越えられてきた一年だったのではないかと思います。

 

尾上さんのお話で心に残っていること:

・不登校の子は、失敗経験ばかり残り、ネガティブ思考になりやすく、また失敗するのではないかと思ってしまうので、親が、あなたはそのままでいいよとフォローすることが大切。

・子どもの意思表示、意思決定を大事にしてほしい。

・親はよかれと思ってさせているが、その子の人権を考える。子どもは親の私物ではない。

・どのフィールドでもよいから、同年代の子とつながること。

 

子どものためによかれと思って引っ張ってきたが、子どもはしんどかったのではないか。子どもの不登校を経験して初めてこのことに気づいた。今では、親子とも不登校をして良かったと思っている。と一人のお母さんがお話してくださいました。不登校になることによって、子どもは親に大切なことを教えてくれているのですね。

 

最近、続けて参加してくれている学生さんも自分の経験が役に立つならと、当時、色々考えていたことを話してくれました。その気持ち、とてもうれしいですね。ありがとうございます。

 

今回は、参加人数が少なかったので、一通りの報告以外にもたくさんのお話ができてとてもよかったです。

 

1月29日(土)は尾上さんとの個別相談の時間を設けています。初めての試みとして、普段おしゃべり会に参加できない方や個別に相談したい方を対象にしています。

 

次回の「おしゃべり会」は2月12日の予定です。コロナの感染者が急激に増加しています。皆さま、くれぐれもお気をつけください。